Nプロジェクト実行委員会の中平です。4月14日、15日の二日間、東京浅草にあるアサヒビール本社にて、アサヒアートフェスティバル2012ネットワーク会議に参加してまいりました。
まずは、吾妻橋から見る、アサヒビール本社とスカイツリー。
今年は51団体がエントリー。会場も参加者でびっしり。
私たちNプロジェクトのプレゼン。3分間という短い時間で、プロジェクトのきっかけや目的、実行委員会のねらいと参加する目的について述べました。
時間が短くてあせりましたが、なんとか本質的なことを伝えることができたと思います。
「美術部」とプリントされたポロシャツを着てアピール。
様子は、ユーストリームで見ることができます。
http://www.ustream.tv/recorded/21830097
加藤種男さんのレクチャー。
「震災後、感じた3つの過信。経済への過信。経済が良くなれば幸せになれるという作錯覚。科学技術への過信。科学が進歩すると幸せになれるという誤解。カリスマへの過信。誰が強いリーダーが出て自分たちを幸せにしてくれるという誤解。」
学校教育もそうだと思いますが、肩書きのある方のお話をそのまま信じ、現場の生の実践を曲げたり怠ったりすることが、あります。そうではなく、自分の感覚や考えを優先して自分を信じて実践していくこと。それが今大事だと思います。東京のものをそのまま使うのではなく、地域から発信すること。今や、そういう時代です。
写真は、Nプロジェクト・ブース。
会議中、いろいろなことを考えました。そして、今年と来年度の方向を見出すことができました。それは、AAFの傘下団体の中に、教育系企画が少ないことです。これは7年前と状況が変わっていません。ということは、学校現場も状況が良くなっていないということだと思います。アサヒアートフェスティバル教育系、というようなコミュニティーがあってもいいんじゃないか?と感じました。
今年もよろしくお願いします。