学校の近くを歩いていたら、先月卒業した卒業生とばったり会いました。
真新しい(そしてちょっとぶかぶかの)制服を着て、顔つきも少しひきしまっているように感じました。
友達と一緒だったのですが、声をかけて聞いてみると、高校で出会った同じ国出身の子だということ。

彼が進学したのは都内の私立高校なのですが、
日本語の能力に不安がある生徒たちを対象にした外国人生徒対象入試というのがあり、
入学試験の出題言語を日本語ではなく、英語、中国語、ロシア語、韓国語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語の中から選ぶことができるそうです。
入学後は外国人生徒対象クラスで日本語と教科学習を行うとのこと。

この学校は特別ですが、私立高校の中にも積極的に外国にルーツを持つ子どもを受け入れる高校が増えていると聞いたことがあります。
彼が進学したような私立高校、外国人枠のある都立高校、一般の都立高校、
それぞれの学校で外国にルーツを持つ生徒たちにどういう対応をしているのかとても興味があるので、
また卒業生を集めていろいろ聞いてみたいなと感じました。