千葉県は25日、東日本大震災を踏まえた液状化予測図を作成し、県の専門委員会に提出した。
マグニチュード(M)9クラスの巨大地震が同県を襲い、震度6強の揺れが2〜3分続いた場合、県内54市町村のうち、東京湾、九十九里海岸の各沿岸部、利根川沿いを中心に52市町村で液状化が起きると想定した。
震度ごとに液状化の発生程度を予測したのは全国初の試みという。
予測図は、M9クラスの巨大地震とM7クラスの地震で揺れが10〜20秒続く直下型地震をモデルに設定。
液状化対策を実施しない場合の震度5弱から6強までの4レベルについて、県内を液状化が「しやすい」「ややしやすい」「しにくい」「極めてしにくい」の四つに分類した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012042500236
◆東日本大震災千葉県調査検討専門委員会開催結果
http://www.pref.chiba.lg.jp/bousai/jouhoukoukai/shingikai/higashi-iin/kaisaikekka.html
◆東日本大震災千葉県調査検討専門委員会提言書
http://www.pref.chiba.lg.jp/bousai/jouhoukoukai/shingikai/higashi-iin/documents/teigen.pdf