☆(*^_^*)☆5月5日は未来を考える日

5月5日は、子どもの日。

5月5日は、日本国内の50基の原子力発電所がすべて停止する日。

今朝、4月30日の毎日新聞朝刊26面に、随筆家の山本ふみこさんが、「未来の暮らし考えよう」と題して「原発ゼロに思う①」に文章を寄せていました。

彼女はこんな風に綴っています。

「5月5日は、こどもの日です。これを未来に考える日にしなければと、自分にいいきかせています。
 
東日本大震災の後、わたしが電気を出来る限り使わぬように(薄明かりのなか晩御飯を食べたり、電気器具あれこれと別れたり)してきたのは、節電目当てではありません。

当然節電は必要ですが、目当ては未来の空気と水、山野、海、あらゆるいのちです。

(中略)
わたしたちがここで考えなければならないのは、自分たちの生活のことだけではなくて、100年、200年先の未来の生活です。」

いまわたしたちが使っている空気や水は、江戸時代(ざっと7代前)の人々が残してくれたものと彼女は書いています。

過去の人々が守ってくれたものによって私たちが生かされ、そして、次の世代の為に、私たちにそのバトンが渡されていることを深く考えさせられるコラムでした。

これまで☆アルビレオ☆も「いのち」という言葉を語ったり歌ったりしてきましたが、そこには主に人のいのちが中心だったかもしれません。

しかし、こういうコラムに触れたり、日常の草花の営みに触れたり、短い期間の中で高尾山の豊かな自然の中に身を置いたりしてみると、いかに多くの「無言の」いのちに支えられて生きているか、深く感じ取れるようになってきています。

言葉はなくても、たしかに語りかけてくれている。そこでじっと支えてくれている。

言葉はなくても、そこで喜んだり悲しんだりしている。

自然界のいのちは、そういう、愛と忍耐をもって、人とともにいてくれているのではという思いに至ります。

人が自分中心に生きていると思いが及ばないところにこそ、実は豊かないのちと愛が存在している。

そんな風に思わわれます。

こういう気づきも、27日に☆アルビレオ☆コンサート「いのち・平和・未来PARTⅢ」が無事終了し、次の新たなステップへのスタートを切る決意によって引き出されたように感じます。

5月5日を迎え、日本はある意味で世界を先導する使命を担うことになるのだと思います。日本に生まれ住む者の一人として、「いのち」を守り次につなげる責任んがあるという意識は、常に持っていたいと思うのです。

「こどもの日を未来を考える日に」という山本さんの言葉に、心が動き、ここに引用させていただきました。

感謝をこめて☆(*^_^*)☆

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