東京は今日は一日中雨でした。
この雨の中、ヴォーカルれいこは今日も島田療育センターでのベッドサイドアカペラコンサートに元気に行ってきました!!
今日は5病棟と1病棟の日です。
1時半の開始時刻には、第5病棟の皆さんは、車いすに座ったり、マットの上に横になったりして、勢ぞろいしてくださり、元気な笑顔でれいこを迎えてくださいました。
いつものように「GOGOソング」という第五病棟の歌を歌って、はじまりはじまり!!
その後は、ヴォーカルれいこが、「雨ふり」という童謡を歌いながら、一人ひとりの利用者さんにご挨拶しながら回りました。
今日は雨の日なので、雨にちなんだ曲をということで「ピッチピッチチャップチャップランランラン」のあの歌をフルコーラスで歌ったのですが、この曲、3番、4番と歌うと、この曲の主人公がいかに優しい良い子かが分かります。
作詞は北原白秋で、「ゆりかごの歌」や「この道」も彼の作品です。
「雨ふり」の歌詞はこうなっているんですよ。ご存知でした?
繰り返しの「ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン」ところは省略しますね。
1.あめあめふれふれ 母さんが ジャノメでお迎えうれしいな
2.かけましょ かばんを かあさんの 後からゆこゆこ 鐘が鳴る
3.あらあら あの子は ずぶ濡れだ やなぎのねかたで 泣いている
4.かあさん ぼくのを 貸しましょか きみきみ 僕のをさしたまえ
となります。
そして最後の5番では、こんなに優しいことばを言っているんですよ。
5.僕ならいいんだ 母さんの 大きなジャノメに入ってく
僕はお母さんの傘に入るからだいじょうぶだよ、君は傘をさしたまえ
という歌詞なのです。小学生が「きみ、ぼくの傘をかしてあげrから、この傘をさしたまえ」という言い回しをしていたのかしらと思うと、なんだか凛々しいお坊ちゃんをイメージしてしまいますね。
とにかくこの歌の5番まで今日は覚えていって良かったです。
だって、これまでは、濡れて泣いている子を見て、その後はお母さんと傘をさして帰ってしまったのかしら・・・とちょっと残念だったからです。
でも5番まで調べる機会があったおかげで、この歌の主人公は優しい男の子だということがわかり、うれしくなりました。
この子は、柳の木の下で濡れて泣いている子に自分の傘をかしてあげて、そのうえ「ぼくならいいんだ」と言っていることまでわかったら、なんだかほっとして、皆に教えたくなりました。
この曲は、無邪気でおりこうな、男の子の歌だったのですね。(*^_^*)
それにしても、いいな〜
とヴォーカルれいこは小さいころからこの歌に憧れがありました。
だって、雨が降って傘がない時、お母さんが迎えにきてくれるんですものね。
学校までお母さんが傘を持って迎えにきてくれるなんて、そして一緒に帰れるなんて、いいな〜って思っていました。
どんな幼い日の憧れの歌を、今日は5病棟でも1病棟でも歌わせていただいて、幸せなオープニングとなりました。
今日の5病棟も1病棟も、皆さんとっても楽しそうに歌を聴いたり手拍子をしたりと元気に参加してくださったのです。
これもそれぞれの病棟の職員の皆さんのお蔭なんです。ギターを弾いてくださったり、手話で歌に参加してくださったり、司会をしてくだっさったり、一緒に手遊びをしてくださったり、と本当に島田の職員の皆さんは熱心で音楽好きの方が多いのです。
声を合わせ、息を合わせ、心を合わせた、笑顔いっぱいの雨のアカペラコンサートでした。
皆さん、今日も本当にありがとうございました!!また来月お会いしましょう(*^_^*)
ではでは☆(*^_^*)☆おやすみなさい☆☆
どうぞ良い夢を☆☆