チェルノブイリ事故に学び今我々は食生活に何を実行すべきか

田澤賢次より
「2009年チェルノブイリ地区の放射線物質からの開放」その1
(ベラルーシのベラルド研究所 V.B.ネステレンコ博士)

・チェルノブイリ事故後に毎年数万人のチェルノブイリの
子どもたちが(ほとんどベラルーシから)他国で健康管理と
 医療を受けるために祖国を後にした。
 ベラルーシの汚染された地域住民の身体中のセシウム137の
 全身蓄積量を測定すると公式に認められている量より
 年間では3倍から8倍の過量を示している

・特にアップルペクチン添加食品を摂取することによる吸着治療法では
 セシウム137 の除去効果に効率的に役立っている可能性があり
 1996年から2007年にわたり、160,000人を超えるベラルーシの
 子どもたちに18日から25日の期間ペクチン添加食品物(1日5gを2回投与)
 その結果子どもたちの体内に蓄積されたセシウム137のレベルは
 平均30〜40%の減少をみた。
 放射性物質に汚染された食物の摂取が不可避の状況下にある環境では、
 個々の人々の放射線防護のためには様々なペクチンベース
 (りんご、スグリ、ぶどう、海草などの使用による)の食品と飲み物を
 摂取することが最も放射性物質の効果的除去方法の1つであると報告している

・放射性物質を減少させるためには3つの方法が提示できる。
 1つは食べ物に集積された放射性物質を減少させること、
 2つ目は人々の身体から放射性物質の除去をさらに効率良くすること、
 3つ目は人間の免疫力を刺激して更に自然治癒力を高める方法である

<ジュウニヒトエが咲いていました>