☆(*^_^*)☆歌はドラマ〜鳳蘭先生のレッスンから〜

おはようございます!!(*^_^*)

今日の東京は、昨日と同じように爽やかな日差しが降り注いでいます。

お元気ですか?

さて、昨日は用事が沢山あっただけでなく、その締めくくりが鳳蘭先生のボイスレッスンだったこともあり、くたくたになって、バタンキュウと寝てしまいました。

なぜそんなにエネルギーを使い果たすのか。それはレッスンの中身がいつにもましてとてもとても深かったからなんです。

曲目は、「千の風になって」「ジバの女王」「歌い続けて」の3曲でした。

あえて、まったく違う曲調のものを選んでご指導をお願いしました。

どれも音をはずさないでリズムもそれなりに自分らしくアレンジしながら歌える曲ではあります。しかし、鳳先生がおっしゃるには、「一応、それで成り立ってはいますね」

「でも・・」・

というところから、レッスンが深くなります。

つまり、どんな構成で、どんな場面を設定して歌うのかという生易しいものではなく、、その3分間の曲の中に凝縮されているドラマを、普段の「いい人」の自分を捨てて、ドラマの主人公になりきって演じる。しかも聞いているお客様と共にいることを常に忘れない。お客様の心をふるわせる、感動を生みだすレベルまで掘り下げる。

・・・とこういう高い目標が設定され、それを熱く繰り返し教えてくださるのです。

ヴォーカルれいこは、たとえるならば、富士山にようやく登れるようになっただけで「登山家を目指します」「エベレストを目指します」と公言しているようなレベルの者です。

そういう未熟で経験の浅い者に対しても、世界最高峰のエベレストの山頂をめざすかのような質の高いトレーニングを、今のレベルに関わらず熱心にしてくださるのが、鳳先生の1時間なのです。

だから、その熱意と真剣さとに圧倒されながらも、一つ一つを自分のものにして帰ろうと意識を集中させて取り組むと、発声練習の段階から汗が滴り落ちます。

最善を尽くしながらも求められるものにすぐには到達できない。でも到達して少しでもましな自分になりたい。そんな身の程知らずの、身の丈より大きくみられたい、ほめられたい自分がいる恥ずかしさも実感します。

沢山の課題をいただいて帰宅する。だから、アカデミーの教室から恵比寿駅までの10分間の道のりも、電車に乗ってからも、ほぼ放心状態で、レッスンを反芻しながら、くたくたになって、帰宅するという訳なのです。

「歌は心」

という教えが少しわかってきたかもなんて、最近有頂天になっていました。

でも、昨日の教えの「歌はドラマ」という捉え方によって、また歌の世界の深い部分へ、奥へ奥へといざなわれたように思います。

学ぶことは本当に尽きないものですね。

そして、教えてくださる方がいること。出会えたこと。教えていただけることに深く深く感謝しています。

それから、鳳先生とのレッスンはいつも涙涙の時間になります。

私がすぐ涙ぐんでしまうというのも原因のひとつですが、鳳先生が創りだす曲の世界、ドラマが内包する魂とでもいうような本質にふれて感動するからなのです。

とても久しぶりのレッスンでした。貴重な一時間は、自分の中に枯れかかっていたものにたっぷりの太陽の光と栄養と励ましをいただいたような、ありがたい、幸運なひとときでした。

歌はドラマ。

それぞれの曲は、それぞれの人生、想い、悲しみ、喜び、希望など、「心」をもっている、「存在」なのだということ。

このことを頭でわかったつもりになるだけでなく、身体で深く理解し、歌を生きている実体のある存在として表現したい。そんな力のある歌い手になりたい。

身の程知らずの夢です。

道は果てしないですね。

まっすぐな、狭い道を行くことを選びました。

今日からまた新たな出発です。
(*^_^*)

あなたの今日も素晴らしい一日となりますように。

どうぞ素敵な一日をお過ごしくださいね☆(*^_^*)☆

(追伸)
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