今日、たまたまチャンネルを合わせたのが、NHK教育テレビでした。
番組名は忘れてしまったのですが、日本語の面白さを楽しめる短い番組の中で、今日は植物に関係する言葉が紹介されていました。
「助長」するという言葉の意味の次に紹介されたのが、ことわざ。
それは、「桃栗三年柿八年」でした。
この言葉を胸に芸を磨いて花を咲かせた方として、マジシャンのマギー審治さんの人生が紹介されていました。
マギーさんは、小学校2年生の時にマジックの楽しさに目覚めたそうです。
そのきっかけは、なんと、通っていた小学校の教頭先生が見せてくださった、マジックショーだったとか。その頃はマジックの面白さに魅せられたことと、女の子にモテたいという不純な動機もあいまって、かなり練習をつんだようでした。
浮き沈みもあり、まったく受けない、ステージを経験したことも多かった中で、彼はとにかく「桃栗三年柿八年」の言葉を胸にがんばったと言います。
すぐに結果はでなくても、努力と時間が技を磨いてくれる。
向上したいと言う気持ちと、日々の地道な努力があれば、必ず花が咲き、実が熟す時が来る。
そのことを信じて、日々淡々とすべきことに取り組んで行く。
植物を育てるのが土と水と光だと思っていたけれど、「時間」という大切な養分がひつようだったのですね。
この番組を通して改めて発見したような新鮮な驚きを感じました。
人間にも「時間」という養分が必要なのかも知れません。
時間が人を癒し、励まし、背中を押してくれる。
いつも一緒に歩んでいる「時間」の力に想いを馳せています。
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