今日は台風の影響で練習も休みとし、活動は出来ない状況となりました(%痛い男%)(%雨%)(%雷%) 多可町にも避難勧告が出ている地区もあるようなので皆さんどうぞ安全第一に行動していただきたいと思います。。。
今年度に入って自分は今の1年生との活動や今年度からスタートさせているチャレンジ塾という活動を通してまた多くの発見をしています(%笑う男%) 自分はこれからも1年生を中心に指導する立場になっていくと思うし、それだけに1年生の流れというものを作りたいと思っています。1年生の間に伝えておきたい事や考えてほしい事などを毎年同じように伝えていきたいと思うし、その為には一年間では時間が足りないぐらいですが、子供が成長するという事を念頭に置いて自分が出来る事を考えていきたいと思う。
最近は特に人と話す機会が多くなり、その度に様々な事を気付かせてもらうようになりました(%笑う男%) 人を判断する際にはイメージだけで決め付けたりする事ってどうしても自分の中にもあったけど、実際に会って話をしてみると全く違うという事もたくさんあります。大人になればなる程、そうやって人に対して『構えてしまう』事が増えてしまいました。。。どうしてだろうか?と考えた際に『肩書き』がついていくからだと思った。
例えば『ファルコのゆおコーチ』という立場にいる自分が、人と話す時にどうしてもその肩書きが『対等』でなくなってしまう事がある。子供の頃ってみんながフラットな状態で話すから友達もすぐに出来るけど、大人になると人を選んでしまっていくようになる・・・。外見や肩書きに翻弄されてしまい、本来のその人の本質そのものが見えなくなってしまう現実がある事に多くの人が気付かないでいる。そして居心地の良い場所とは『自分を批判しない人間ばかりが集まる場所』になってしまい、そうやって自分を守っていくようになる。
ただ、ぬるま湯に浸かってしまうと自分の成長はなくなる上に、自分の価値すら見失ってしまう事になる。のんびり過ごしてしまうと経験出来ない『緊張感・競争・言い争い』などが自分を高める方法であるけれど、いつしか自分を守ってしまうようになり避けてしまうようになる人は多いと思う。もちろん自分もその一人で、数年前の指導では自分に意見する人とは『合わない』と割り切ってしまうなど話す事もせずに決め付けていたように思う。でも、最近は考え方が変わった事もあり、自分に意見してくれる人の存在こそが自分を高めてくれると思えるようになったし、その言葉を受け止められるようになった(%ニコ男%)
多くの出会いが大切に思えるようになってきた自分は当たり前のように出会いも増えたし、会話も増えた。そうする事で子供に伝えるべき事も増えてきた(%笑う男%) 学ぶ事をやめたら指導者もやめなければならない・・・という指導者界では有名な言葉があるように、自分も常に学ばなければならない。最近は『目的・本質』という言葉を常に考えて指導や行動をするようになったし、それがなければ行動自体が無意味になってしまう事に気付いた。とにかく体を動かしたから『強くなった』なんて事はありえないし、やっぱり目的な動く事の本質を考えた時にこそ『意味と価値がある』と思う。
1年生は先日のHAP研修で各自が書いた夢や目標に『トップチームでプレーしたい!』などとたくさんが書いていたし、2,3年生も同じ気持ちの子がいたり3年生には『○○高校へ行きたい!』などの思いを持っている子もいる。だけど、大事なのはやっぱり『本質』であって『希望・憧れ』だけでは何も変わらないし意味がないという事!もちろん希望や憧れの気持ちって自分が行動する為の原動力にはなるだろうし、いわゆる『やる気』にはなるだろう。でも、やる気だけで全てが解決するような甘い世の中ではないし、そのやる気をどこでどう生かすのか?まで考えた自分にならないといけない。どうしてトップチームで試合をしたいのか?どうして○○高校へ行きたいのか?の本質を理解しない限りはその欲を満たしても成長したとは言えないだろう。。。
3年生には進路の事でも大事な時期に来ているけど、その中できちんと逆算して考えてほしい。サッカーで進路を進めばプロに近づく・・とかそんな甘い考えでは絶対に通用しない(%怒る男%) 本当に大事な事は、『今をどう生きているか?』です。プロになりたいのであれば何が必要なのか?を考えてほしいし、自分に足りないものをしっかりと見つめた上で改善の努力を日々やっているのか?当たり前の事、出来る事もやらない人間がサッカーの世界ではトップであるプロになんてなれるはずがないって事を自覚してほしい。夢を諦めろなんて絶対に言わない。だけど、夢を甘く見るな、考えるな、とは言いたい。毎日を大事に生きられない人間が夢の舞台で活躍する事は1000%ない。サッカーで進路を考えているという3年生にはきつい言葉かも知れないけど、まだまだみんな浮ついている(%怒る男%) 甘いし、弱い。サッカーで進路を目指してる子、そうでない子、みんな同じです!先日のロードワークでも先頭は2年生だし、もちろん能力はあるにしても3年生が下位に甘んじている現実を見ても3年生の覚悟が全く足りない。トップリーグでがんばれる試合はもう3つしかない。みんなが決めた目標であるこのリーグ残留の気持ちはどこにいったのか???
『○○のせい』
という言い訳や逃げで終わるのか?『走る』という事で評価しているのではなく、チームの雰囲気や状態を見て言っている事です。全員が一位になれと言ってるのではないが、全員が一位を目指してやっているか?という事です。走るという一つの行為で手抜きしたり、『これは別にいいや・・・』と思っている人間がチームの苦しい時に助けられると思いますか?
何かで手抜きをすれば、どこかでまた手抜きをする。『出来ない』と『やらない』は違う。自分の勝手、自分の不祥事でチームを辞めたいとか、問題行動を起こすとか、そういう事が『出来る雰囲気』にある事自体みんなで考えないといけない。自分はどうなんだ???と。。。
みんなはまだ、自分の本当の思いを誰かに(チームメイト)に伝えていく事をしていない。不満や愚痴ばかりしか言わないような関係性では前に進まない。どうしてトップリーグ残留を目指してがんばろうと思ったのだろうか?
コーチが納得するから?
それぐらいがちょうど良いと思ったから?
せっかくクラブチームでやっているんだから???
分かりますか???こういう気持ちの子が実は大半いたはずです。要するに、『肩書き人間』になっているのです。強い高校に行けば・・・という気持ちも同じです!どこでどうがんばるか?で人は決まるのに、いつしかそういう環境に頼っている自分になっているという事です。全国大会出場チームという肩書きで自分が強くなると勘違いするから現実に、今に目を向けられないのです。3年生に、ファルコに足りないのは『本音を言い合う会話』がない事。問題が起きてからではなく、常に会話しなければならないものです。それは『目的があって自分が生きているから』です。印象(イメージ)だけで相手を判断するのではなく、会話をしてお互いを知っていく、また自分を知っていくのです。
どうして自分達がトップリーグを残留したいのか?どうして北播制覇したいのか?をきちんと話し合うべきだとコーチは思う。監督が用意した場と時間にしゃべっても上辺の事しか言わない自分達だともう理解しているはずです。だからこそ自分達でアクションを起こして変わるしかないのです。みんなの思いがバラバラでは何一つ物事を達成する事は出来ません。
3年生に残された活動期間はすでに数ヶ月と迫っているのです。君たちはこのファルコで何を残し、何を後輩に残せてあげられますか?『優しい先輩』を勘違いして巣立っていくだけですか?会話をしましょう!それが監督の為にもなる事です。何よりも『自分達の為』になる事です。
3年生のがんばりを楽しみに見守っています!1年生担当になっても、3年生は自分にとって誇りである事に違いありません(%ニコ男%)