志あるものだけが前進出来る!西日本大会最終日!

今日は西日本大会の最終日でした(%笑う男%)(%晴れ%)

今日も2年生の中区メンバーに手助けをしてもらって大会最終日を迎えました(%ニコ男%) 最終日にきて1年生も怪我の和織くん以外は揃った状態になったのでラスト一日をどのようなものにしていくか?を自分自身もハッキリさせたいと思いました。せっかく3日間続いた大会でもあったので成果を残せるように、初日の反省を二日目に、二日目の反省をこの最終日に繋げるようにしたいと思ったし、今日は昨日に長く話をした部分に変化が出てくるか?という事をまずは見ようと思いました。

ところが、アップの時からその変化も、意図も、意味も、覚悟も、感情も、何一つ見えないままでした・・・。まだやるべき時を分かっていないのだろうか?と不思議に思いはしたものの、アップで手抜きすればどうなるのか?を試合で体験してもらうしかこの時点での言葉は結局効力がないと思っていたので軽く指摘をする程度にしていました。

今日の最初の試合は高槻ジーグさんでした(%笑う男%)

試合のほうは昨日の成果に引き続き、やるべき事をしないといけないという気持ちを峰くんが精一杯出してくれていたし、後で聞いても全員にその気持ちはやっぱり伝わっています。がんばっている人の事が分かるなら、どうすれば良いのか?も分かるはずなのです(%怒る男%) 昨日と同じく、やっている子、やろうとしている子、出来ない子、やろうともしない子の4種類に分かれました(%痛い男%) 当たり前ですが、最初の3つまではコーチとしてどうにか出来るし、変化をさせる事も可能です。ですが、最後の『やろうともしない子』に関してはこの最終日にきてその状態な訳で、対話をしたくても会話が出来ない事が今日で分かりました。

人の質問に対して答えが返ってこないのです。。。

どうしてでしょうか???やっぱり自分の考えを持っていないからです。だから人に指示されないと動かないし、がんばらないし、『やらされる』から人よりも疲れる・・・。その悪循環を作っているのも自分自身である事に気付いてもらえないとこちらが何を言ってもまったく響かない状態でした。

試合のほうも5失点するなど、攻守にわたってがんばり所がない試合でした(%ニヤ男%)(%涙%) 個々ではもちろん要所でがんばっているけど、チームとして『しないといけない事』をしていないというがんばりのなさが結果につながっていると思うし、そこに各自の技術力の低さも合わせて足りない課題として露呈されました(%ニヤ男%)

とは言っても課題が出て当たり前だし、それが目的の大会でもあったのでコーチ的には良い流れだと思っているし、それが選手と共有出来ればベストなのでしっかりと話をしていきたいと思う(%ニコ男%)

今日は試合の合間が長かったので、またゆっくり選手と話せたのですが、やはり『やらない子』は根本的な部分から改善が必要だと実感しました。根本的な部分というのは、『物事の目的を全く理解せずにやっている事(現状で精一杯)』なのと『考えないから会話が出来ない』という事でした。

今日は審判もして、他のチームもジックリ見れたけど当然のようにみんな自分でサッカーをやっていた!自分で判断し、自分でプレーし、自分で要求したり、指示をしたりしている。そんな審判を終えてからチームに戻るとまたしてもボールは散乱している状態・・・。昨日も帰りにボールがないと騒いでいたのに、今日も同じ失敗を繰り返しているこの状況に『やっぱり進歩がないのはこういう部分なんだろうな〜・・・』って思った。人間は失敗をするのは当たり前だけど、失敗をした際に考える事も同じぐらい当たり前であってほしい。昨日みんなに迷惑を掛けたのに、また今日も同じ事を繰り返す。それは進歩とは言えないし、成長しているとも言えない。

この3日間でさすがにみんながよく見えたし、よく分かったけど、最終的に変化をし、本気で強くなろうと思ってくれているのは5人だけだと分かった。11人いる中の5人という事は6人がそう思っていないという事。本心では思っていないのに、口先だけで『強くなりたいです』と平気で言ってしまう6人。周りの目を気にし、自分が嫌われないようにするズルさと弱さを持った6人がいる事はチームとして見えた課題であり、前へ進めない大きな要因になってくると思った。

この3日間でそれぞれに参加してくれた2年生も絶対的な存在感を見せられたのは初日のメンバーぐらいで、残りは『空気』になってしまっていた。人に合わせる能力も大事だけど、自分をきちんと主張出来る能力はもっと大事。今回休んでもらった2年生メンバーはそれが出来ているから休んでもらった意味を参加した2年生も理解してほしい。1年生の大会だから・・・と見下した時点でその子に成果はないし、この中で引っ張れなかったメンバーも自分には大きなものが欠けていると自覚してほしい。

2年生も1年生と同じで、トップチームが掲げている目標に『ぶら下がっている』状態の子が実はたくさんいるという事。本気でその目標の仲間の一員であると自覚している選手が一体どれだけいるだろうか?って話。『どうせ俺はトップじゃないし・・・』って思っている子がいるのが現状。同じサッカーをやっていれば課題に1年生も2年生もない。みんながサッカーを理解した時にやらなければいけない事は同じだって事。

今日は最後の試合で初めて1年生を出さなかったけど、やっぱりサッカーをやる本質を自分で理解していない限りサッカーは出来ないと思う。周りに言われてやるようなものは何一つ自分のものにはならない。言葉だけの約束なんて小学生でも出来る。そのやり方を考えていくのが一歩進んだ中学生のやるべき事、出来る事ではないだろうか?

強くなりたいです!

何度も言った1年生に対して言いたいのは『強くなるってどういう事??』という事です。本質が理解出来ないと努力の方向だって間違える。英語が苦手な子が一生懸命数式覚えても仕方がないですよね?目的は何なのか?どうなりたいのか?何をすれば良いのか?を自分で考えられる最低限の目標から持つ事を全員にお薦めします(%ニヤ男%)(%涙%)

この夏休みは1年生の心と真正面からぶつかっていこうと思っているし、そこから逃げ出す子が出てくる事も覚悟しようと思っています。

芽も出ていない状態で花を咲かせるのは不可能です(%ショボ男%)

芽とは各自の心の中だけにあるものだと思うし、それを出してくれた時に花になる為のヒントやアドバイスを一緒に考える事が出来ます。

芽のない選手にはコーチの言葉は届きません。仲間の言葉も届きません。自分で芽を塞いでしまう選手には同じピッチに立つ資格もありません。

サッカーとはそういうスポーツです。やるべき事があるのがサッカーです(%ニコ男%)