要望書を、ピース代表のオオムラさんが
読み上げている時は、東京電力の方々は、
「怒られている生徒」のような感じでした。
いくら仕事だからとは言え、
ちょっとカワイソウだとも思いましたが、
それだけ・それ以上の大きな罪を犯してしまったのだから、
仕方がありません。
引き続き、質疑応答です。
まず、東京電力の方々から
『お決まりの謝罪文』からはじまりました。
どうやら、私たち以外にも、あっちこっちから
この手の原発反対の団体が押し寄せているらしく、
感情のスイッチをバチ☆とシャットダウンして、
無感情に、黙々と応対しているという感覚でした。
このように、感情のスイッチを切らないと
敵対する人間から発しられる、強烈なマイナスのエネルギーのせいで、
精神的におかしくなって、生きていけないんでしょうね。
(政治・国政の世界も、こんな感じなんだと思いました。
国会議事堂で前感じた『邪気』と同じような雰囲気を
かもしだしていました)
だけど、そんな東京電力側の対応が、
私たち市民からすれば、めちゃくちゃ誠意がなく、腹立つ訳です。
予想通り、その質疑応答は、どんどん市民側が
ヒートアップして、ますますマイナスエネルギーを発するようになりました。
ますます東京電力の方々は、亀の甲羅の中に入るように
じーっと耐えたり、『オウム返し』を繰り返していました。
ピース側が出した「要請書」に対して
個別に回答を求めたのに対して、
東京電力側が、「個別に回答はできない。
他にも様々なところから要望を頂いているので、
それらを総合して、今後の計画に盛り込みたい」と言いました。
一見筋が通ってそうに見えて、
実は、この手の団体の要望を聞いているフリして
切り捨てるという意図が、
私にははっきりと見えてしまいました。
分かる人には分かるのです。
東京電力が考えていることなんて、
私は分かるのです。
ほんと、市民をバカにしています。
そこで繰り広げられている情景はまるで、テレビで見る国家公務員や、
教育委員会のような、アホな公の対応と同じでした。
とにかく、そこを切り抜ければ、給料ももらえるし
(行った日は日曜日ですので、休日手当ても入る訳です)
くいっぱぐれることはない訳です。
我々市民の住みかや命がどうなろうとも、
食わせてもらっている原発をどんな嘘をついても、
白を黒と言っても、継続し続けたい訳です。
「いつか必ず、原発を廃止します」
とは、その人たちは、最後まで言いませんでした。
なんだか、めちゃくちゃ吐き気がしてきたので、
質疑応答をしていた場所にあった、
資料館に一人で行くとにしました。
そこでもっと吐き気がしました。
その資料館には、
原子力発電を肯定する展示物しか
存在しなかったからです。
こんだけ、今の世の中は、原発反対の情報や人で
ごった返しているのに、
ここではそんな情報が一切ないのです。
(フクシマの事故の前、そのまんまの展示物が『化石化』して
そのまんま残っているという感じです)
明らかに偏っています。
情報だけでなく、思想が、精神が・・・全てが偏っています。
これは大変危険・・・危険過ぎる状態です。
東京電力が、本当に誠意を持って、国民に対して
「これからの時代も、原子力発電所は必要なんです!」って
堂々と意見を述べたいのであれば、
もっと客観的に且つ総合的に原発についての
メリット&デメリットを片っ端から洗い出し、
全ての情報を公表すべきです!
その資料館には、原子力発電の概要やメリットしか
存在していません。
ドイツの独裁者「アドルフ・ヒトラー」もビックリ☆な独裁っぷりです。
「原発がいい」というパネルの下には小さな字で・・・
「原子力発電では、運転にともない、放射線や
放射性物質が発生します。
そのため、環境への影響を与えないよう厳しく管理し、
取り扱う必要があります。
・・・と、妙〜っに客観的に書かれていました。
まるで当事者の東京電力が書いているのではなくって、
第三者の大学とか研究機関が書いている文章のようです。
これを別の言葉で申しますと、完全なる「責任転換」です。
東京電力の人間は誰も、責任取りたくない訳です。
言葉の端々からでも、よーく分かります。
資料館を見て、ますます腹の立ったよしこちゃんは、
まだ、バチバチ☆と東京電力の方々と質疑応答している
ピースの方々の元に帰っていきました。
柏崎から、長野市内まで戻る間の車内では、
テレビ・マスコミでは流れない
原発&東京電力の真実みたいな話を聞き、
ますますぞっとしました。
正しい情報が、政治家や大企業の圧力で消されている・・・
もしくは間違った情報にすりかわっている・・・
ああ、恐ろしい。。。
ますます、テレビやマスコミが悪魔の手先に見えるヮ。
長野ピースの皆様と、長野駅でお別れし、
夕食を食べた後、夜行バス乗り場近くのミスドで
柏崎原発の資料館に置いてあった、資料を読んでいました。
そこで、一人、ますます、ぞっ・・・として
食べていたドーナッツを吐き出す勢いだったのでした。。。
<つづく>