BPOが日テレ報道番組特集に「倫理違反」

テレビは何を伝えてくれるか。われわれが知りたいこと、知るべきことを、迅速に、正確に伝えているか。
テレビは信用できるか。それは信頼するに値するメディアだろうか——
テレビが伝える情報に特定企業の宣伝なり、その利益につながるような内容が紛れ込んでいたりすれば、当該番組や当該局ばかりでなく、テレビというメディア全体の信用を失墜させることになる。

放送倫理・番組向上機構の放送倫理検証委員会(BPO)は31日、日本テレビの報道番組「news every.」が4月25日に放送した特集「食と放射能 飲み水の安全性」について、「報道に求められる客観性、正確性、公平性、公正性などの放送倫理に違反したものだったと判断する」との意見書を発表した。

◆「食と放射能 飲み水の安全性」報道に 関する意見/ 放 送 倫 理 検 証 委 員 会
http://www.bpo.gr.jp/kensyo/decision/011-020/014_k_ntv.pdf