(%エンピツ%)今、いじめ問題で新聞・TVなどいろんなものから
ニュースとして飛び込んでくる
(%エンピツ%)何がいじめで何がいじめではないのかという
学校の判断基準は一体何なのだろうか
(%エンピツ%)我が家の子どもたちが中学生のころ
親もPTAの役員として学校側とお付き合いしていた
(%エンピツ%)その頃、やはりいじめが原因で
不登校になった生徒がいた
(%エンピツ%)PTAとしても見過ごすことはできずに
生徒指導の教師と話し合いをもったが
結局はうやむやにされてしまった
(%エンピツ%)個人のプライバシーに関わることだけに
慎重にしなければいけないし、保護者からPTAに訴えもなかったしで
心の奥に学校側の対処にムカツキを残しながらも深追いはできなかった
(%エンピツ%)でも、子どもに聞けばいろんなことを教えてくれた
不登校だからといって教師は家庭訪問を毎日のようにはせず
近所の子にプリントなどを持ち帰らせていたようだ
(%エンピツ%)話し合いの場では家庭訪問し保護者ともしっかりと
話し合っていると大きな顔して言ってたんだけどなぁ
(%エンピツ%)今は大人になり2人の父親になっている息子と
いじめ報道からその話になった時、しっかりと憶えていた
(%エンピツ%)いじめられていた子の名前まで憶えていた
(%エンピツ%)やはり教師たちは何もしてなかったということも
言っていた
(%エンピツ%)15年以上前のことだけど、子ども心に焼き付いて
いたのだろう
(%エンピツ%)この息子も小学生のころ、いじめにあっていたのだが
担任から呼び出されるまで親自身は何も気がつかなかった
(%エンピツ%)当の本人はヒョウヒョウとしたもんで
いじめっこから離れて別の友達と遊んでたからエエねんとのたもうた
(%エンピツ%)この時の小学校の担任は生徒や保護者から
あまり好かれていなかったけど、いじめ解決には正面から
向き合って、親同士で話し合いの場を作り解決させた
(%エンピツ%)子どもの担任になった時、ウワサをいろいろと
聞いていたのでいやだなぁと敬遠していたが、参観のあとの話し合いに
毎回残ってやりとりしている間に、信頼関係が生まれていった
(%エンピツ%)毎回残っていた私たち保護者3人を教師は嬉しそうに待ち、
一度中学校の参観とぶつかって遅れて行った私たちを
「遅いやん、待ってたんよ!来ないかと思った」と他の保護者がいるにも
関わらず大きな声でおっしゃった
(%エンピツ%)子どもたちは嫌っていたが、
私たちにはユニークでいい教師だった
(%エンピツ%)一口にいじめといってもいろいろあると思うが
本人にとっていじめと感じたらいじめなのだ
(%エンピツ%)大人の社会でもいじめははびこっている
なくなるとは思えないが、少しでも減らす努力は必要だ
(%エンピツ%)いじめが起こったら学校側に責任を負わす風潮があるが
そうするとマスマス学校側はいじめはなかったと隠し、逃げるだろう
(%エンピツ%)とっても難しい問題だけど、大人が逃げてどうするのか
子どもには何でも偉そうに言うならば、堂々と正面からぶつかっていかなきゃ
(%エンピツ%)教育とは「おしえ」「はぐくむ」ということではないか
何を教え、その教えによってどう成長させていくのか
学力さえよければいいのではなく、団体生活で何を学ばせるのかを
親も教師ももう一度原点に返って考え直してほしいものだ