8月4日・5日と愛媛県に旅に行ってきました
その報告をさらっとさせて頂きます(%笑う女%)(%ハート%)
そのお伺いした中の2つの場所を
ここでピックアップさせていただきます。
8月4日。大阪府倫理法人会の先輩方24名のみなさまと、
バスをチャーターして、まず松山の道後温泉に向かいました。
5時間くらいのバスの中で、一言しゃべるようにと言われましたので・・・
「道後温泉でのフリータイムで、私は大街道(松山一の繁華街)にある
『坂の上の雲ミュージアム』に行ってマイリマス〜(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)」って
めっちゃハリキッテ言いますと、
なんやかんやで、ちょうど半分の12名の先輩方が
「そんな場所あるん!?んじゃー僕も私も行く〜(%笑う女%)(%笑う男%)」と
ゾロゾロ〜って着いて来られ、
改めて、坂の上の雲の世界(司馬遼太郎さんの小説)のパワーを感じました(笑)。
![](/img/uz42837/FI1955696_0E.jpg)
『坂の上の雲ミュージアム』は、5年前に出来たそうです。
(東大阪の司馬遼太郎記念館もそうですが)
安藤忠雄氏設計で、真上から見ると正三角形の形をしていて、
なだらかな上りのスロープに沿って、
展示物が配置されています。
だんだんと“雲”に近づいていくという感じです(笑)。
最初には、明治維新から、
どのように文明開化をされていったか?
分かりやすい映像が流れていました。
先人達の叡智や苦労を感じることが出来ます。
こんな動画もじっくり見ていたら、全部見るのに
2時間くらいかかりそうです。
ほんと、内容の濃い・・・入館料400円にしては、
めっちゃ価値ありのミュージアムです(笑)。
![](/img/uz42837/FI1955696_1E.jpg)
このミュージアムでは、
司馬遼太郎さんの小説『坂の上の雲』に沿って
明治という時代を分かりやすく解説されています。
やっぱり、ドラマや小説を読んでから行った方が、
より400円の価値も増すようです(笑)。
私はなんやかんやで、今、かなり忙しくって、
小説はまだ全然読んでおらず、TVドラマの方はまだ日露戦争が開戦した
ところまでしか見ていません(涙)。
このお盆に、一気に見て&読んでしまいたい・・・
8月24日の四国遍路旅までに、読破したいのですが・・・☆
右上の写真の展示物に、こんなことが書かれています。
日露戦争の前の1896年のところに・・・
「当時の国家予算の40数%が軍事費になっていた」
って、ものすごい量ですね(%ショック女%)(%ショック女%)(%ショック女%)(%ショック女%)(%ショック女%)
小説『坂の上の雲』には・・・
「明治の悲惨さは、ここにある。
ついでながら、われわれが明治という世の中をふりかえるとき、
宿命的な暗さがつきまとう。
貧困、つまり国民所得のおどろくべき低さがそれに原因している。
これだけ重くるしい予算を、さして産業もない国家が組みあげる以上、
国民生活はくるしくならざるをえない。」
・・・と書かれています。
日露戦争前後、私の、ひいひいおじいさん&ひいおじいさんの時代でした。
(大橋家の過去帳にはそのように記されています)
そんな遠くない過去に、そんな過酷過ぎる貧困の時代があり・・・
そもそも、そのもっと以前の時代には
更に過酷な貧困の時代があったかと、容易に推測され・・・
そんな過酷な時代を生き抜かれた
私たちの祖先の想い(=“愛”)を
私のこのDNAの中に感じますと、目頭がウルウル・・・熱くなります。
私はその時代に生きていないので、
あくまで推測ですが、明治という時代は、
江戸時代の士農工商という身分制度が一応なくなり、
誰でも実力があれば、小作人が軍人にも政治家にもなれた時代だったと思います。
そんな意味では、今まで邪魔になっていた「漬物石」のようなものがなくなった
自由で気さくな、とてもいい時代とも言えるのではないかと思います。
夢や志を自由に描けるようになり、
だけど、そこから発生する己自身の心の中葛藤や
時代(世界的な軍国主義)の荒波にもまれつつも、
今の時代よりは、人々の心は明るかったような風景が、私には感じます。
どんなに時代(まわり)が暗くても、
己の“心の灯火”は絶やさずに、
夢や希望だけを一点に見つめて、着実に歩んで生きたい。
こんな今の時代、だからこそ、この『坂の上の雲』は
より美しく瞬いています(%ニコ女%)(%星%)
・・・4日夜は、道後温泉にあるホテルで泊まり、
愛媛県倫理法人会の先輩方と交流会がありました。
全国のいくつかの倫理法人会に行かせて頂きましたが、
この愛媛県と福岡県、青森県と宮城県倫理法人会が全体的に最も魅力的だと
個人的に勝手に思っております(笑)。
私がどんなところに魅力を感じるかといいますと、
(※これは倫理法人会に限らず、いろんな組織全てに共通する事柄です)
「経営者モーニングセミナーの参加者が多い」とか
会員数が多い・・・とかではなくって、
会員のみなさんが仲が良くて、
しかも、これから仲間になる人たちに対しても、
仲間になる気がない人たちに対しても、
めっちゃ朗らかで、歓迎的な言動を取ってはるところです。
「仲が良い」の本当の定義とは、私が思いますに、
例え、相手にとって聞き心地がわるい言葉であっても、
それが相手の為(相手のわるいクセ・わがままを直す為)になるのであれば、
遠慮せず、バッサリと言って差し上げることであります。
相手にとって、ずっと100%聞き心地のよい言葉を
かけてあげるのは、とても簡単なことで、タンジュンに喜ばれますが、
やはり相手が、間違ったこと・このまま行けば確実に
何らかの大きな被害を受けることが分かっていれば、
それをちゃんと言って差し上げるあげるのが、本当の優しさであり
『仲間』だと思います。
「自分も言われるのが怖い・イヤやから、相手にもイヤな言葉を言わない」
では、結局みんなが、よりよくなって行かないと思います。
魂を磨きあう、生涯の真の仲間とは、
『なれあいのない優しさ』と、『責め心なき厳しさ』の中から
生まれてくるように思います。
![](/img/uz42837/FI1955696_2E.jpg)
5日は朝から、砥部焼で有名な
砥部町を散策させて頂きました。
町長の中村さんに、砥部町を案内して頂きました。
中村さんは、倫理法人会にどっぷり漬かっておられる方で、
倫理(=人として当たり前のことをするということ)を
まちづくりに使っているとのことでした。
倫理を経営に使う・・・それ以上のハイレベルの実践をされてはる
本当に素晴らしい町長さんでした。
個人的に、その次・旅の最後に行った、
レトロな町並みが残る内子町が楽しみでした。
この内子町は、前回・4月末の四国歩きお遍路旅で
通らせて頂いた場所です。
この内子町の旧市街地の外れに、
一階が喫茶店・二階が遍路宿になっている「民宿シャロン」に
泊まらせて頂きました。
私はここにもう一度来たかったんです。
![](/img/uz42837/FI1955696_3E.jpg)
その4月に行った時のようすは、当時のブログにも
書かせて頂いていますが、
そこで泊まった時、夜ご飯は、その一階の喫茶店で食べました。
その日はたっぷり40キロ弱歩き、
身体的にも精神的にもかなり疲弊していました。
翌日は山登りがあり、30キロちょっと歩くことになっていて、
それがまた疲弊度を増す要因にもなっていました。
その喫茶店は、そんなに大きくない割りに、
メニューは豊富にあり、100以上ありました。
私は、その時、本能的に
どうしても「豚のしょうが焼き定食」が食べたかったんです。
だけど、その100以上あるメニューには、
「豚のしょうが焼き定食」がありませんでした。
それに代わる、似たようなメニューを必死で探しているうちに、
だんだんお腹は空いてくるし、眠くなって来ました。
もうあれこれ考える気力もなくなって来て、
そして・・・
「何かが食べられるだけで、有難い」という明朗闊達な心境に達した時、
メニューの最後の方に・・・
『おまかせ定食』 1050円
という文字が目に飛び込んで来ました。
私は
「お店の方に『おまかせ』しよう。
例え、牛肉や鶏肉が出てきても・・・お魚が出てきても、カレーが出て来ても
私は不平不満を言わずに、スナオに喜んで食べます」と腹をくくった訳です。
んでもって、私はその『おまかせ定食』を注文しました。
しばらくして、出てきたのは、ナント☆
「豚のしょうが焼き定食」でした(%ショック女%)(%笑う女%)(%ショック女%)(%笑う女%)(%ショック女%)
四国歩きお遍路さんをしてまして、こんなに露骨にはっきりと、
『倫理が出てきた』(カミサマ&ホトケサマ的なものの“思し召し”を感じる)
瞬間はありませんでした。
これを“偶然”だと言ってしまえば、それまでですが、
つまり・・・
「“神”の筋書き通りに、苦難をも喜んで生きている人生の中で、
私がスナオに『こうしたい』と思えば、瞬間的に全ての境遇がそのようになっていく」という、
人間の業(思考形態&煩悩)を超えた・・・
超常識の世界が、この世の中に存在するということを
私自身が鮮烈に体験した瞬間でありました。
私は、その鮮烈な体験をしたにも関わらず、
大阪に戻って、普通の生活に戻った瞬間から、
『おまかせ定食』のことを忘れる傾向があり、
いつもブツブツ不平不満・・・
「私はこうしたいのに、何で、こうならへんねんやろ〜(%ショボ女%)」って
思っている訳です(笑)。
ほんと、四国遍路行している意味がありませんよね(%とんかち%)(%痛い女%)(%星%)(さんげ)
・・・今回は、コーヒーゼリー(500円)を注文☆
ここで改めて『おまかせ定食 理論』を、腹に落とし込み、
不平不満の煩悩の世界から少しでも遠ざかりたい・・・というのが、私の切実な想いであります(笑)。
ゼリーを食べながら、
バスガイドさんから頂いた、内子町の案内地図を見てますと、
この喫茶店の案内のところに・・・
「おまかせ定食が好評です」と書かれていました。
やっぱり、「おまかせ定食」がイチオシのようですね〜(笑)。
この喫茶店に入ったのは午後1時半。
お店のおばあさんが、居眠りしていたところを
私が入店して、起こした感じでしたが、帰る頃には起きてはりました。
500円のゼリーだったんで、レジで500円玉を払ったにも関わらず、
何故か100円お釣りを下さった上、
後で気づいたんですが、領収証を2枚も下さいました。
・・・かなり寝ぼけておられたようです(笑)。
こんなかんんじで、二度目の訪問でも、
いろんないい気づきを得、いい出来事が起こりました。
本当に遍路道とは、摩訶不思議で素晴らしい体験や気づきが得られます。
感謝、感激です。。。
これからもこの『おまかせ定食の心』
(原因・物事を成就する為の努力の量質は人間の領域であり、
物事を成就する・しないの結果は天が決めるという“おまかせ”の領域)
を常に保ち続けて、心ほがらかに、生きていきたいと思います。
大阪府の先輩方、愛媛県の先輩方、
そして愛媛県のみなさま、ありがとうございましたぁ〜(%笑う女%)(%王冠%)
また今月末も宜しくお願いいたしま〜す(%ニヤ女%)(%ニヤ女%)(%ニヤ女%)(%ニヤ女%)(%ニヤ女%)
![](/img/uz42837/FI1955696_4E.jpg)