『坂の上の雲ミュージアム』と、『おまかせ定食』!?

8月4日・5日と愛媛県に旅に行ってきました

その報告をさらっとさせて頂きます(%笑う女%)(%ハート%)

そのお伺いした中の2つの場所を

ここでピックアップさせていただきます。

8月4日。大阪府倫理法人会の先輩方24名のみなさまと、

バスをチャーターして、まず松山の道後温泉に向かいました。

5時間くらいのバスの中で、一言しゃべるようにと言われましたので・・・

「道後温泉でのフリータイムで、私は大街道(松山一の繁華街)にある

『坂の上の雲ミュージアム』に行ってマイリマス〜(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)」って

めっちゃハリキッテ言いますと、

なんやかんやで、ちょうど半分の12名の先輩方が

「そんな場所あるん!?んじゃー僕も私も行く〜(%笑う女%)(%笑う男%)」と

ゾロゾロ〜って着いて来られ、

改めて、坂の上の雲の世界(司馬遼太郎さんの小説)のパワーを感じました(笑)。

『坂の上の雲ミュージアム』は、5年前に出来たそうです。

(東大阪の司馬遼太郎記念館もそうですが)

安藤忠雄氏設計で、真上から見ると正三角形の形をしていて、

なだらかな上りのスロープに沿って、

展示物が配置されています。

だんだんと“雲”に近づいていくという感じです(笑)。

最初には、明治維新から、

どのように文明開化をされていったか?

分かりやすい映像が流れていました。

先人達の叡智や苦労を感じることが出来ます。

こんな動画もじっくり見ていたら、全部見るのに

2時間くらいかかりそうです。

ほんと、内容の濃い・・・入館料400円にしては、

めっちゃ価値ありのミュージアムです(笑)。

このミュージアムでは、

司馬遼太郎さんの小説『坂の上の雲』に沿って

明治という時代を分かりやすく解説されています。

やっぱり、ドラマや小説を読んでから行った方が、

より400円の価値も増すようです(笑)。

私はなんやかんやで、今、かなり忙しくって、

小説はまだ全然読んでおらず、TVドラマの方はまだ日露戦争が開戦した

ところまでしか見ていません(涙)。

このお盆に、一気に見て&読んでしまいたい・・・

8月24日の四国遍路旅までに、読破したいのですが・・・☆

右上の写真の展示物に、こんなことが書かれています。

日露戦争の前の1896年のところに・・・

「当時の国家予算の40数%が軍事費になっていた」

って、ものすごい量ですね(%ショック女%)(%ショック女%)(%ショック女%)(%ショック女%)(%ショック女%)

小説『坂の上の雲』には・・・

「明治の悲惨さは、ここにある。

ついでながら、われわれが明治という世の中をふりかえるとき、

宿命的な暗さがつきまとう。

貧困、つまり国民所得のおどろくべき低さがそれに原因している。

これだけ重くるしい予算を、さして産業もない国家が組みあげる以上、

国民生活はくるしくならざるをえない。」

・・・と書かれています。

日露戦争前後、私の、ひいひいおじいさん&ひいおじいさんの時代でした。

(大橋家の過去帳にはそのように記されています)

そんな遠くない過去に、そんな過酷過ぎる貧困の時代があり・・・

そもそも、そのもっと以前の時代には

更に過酷な貧困の時代があったかと、容易に推測され・・・

そんな過酷な時代を生き抜かれた

私たちの祖先の想い(=“愛”)を

私のこのDNAの中に感じますと、目頭がウルウル・・・熱くなります。

私はその時代に生きていないので、

あくまで推測ですが、明治という時代は、

江戸時代の士農工商という身分制度が一応なくなり、

誰でも実力があれば、小作人が軍人にも政治家にもなれた時代だったと思います。

そんな意味では、今まで邪魔になっていた「漬物石」のようなものがなくなった

自由で気さくな、とてもいい時代とも言えるのではないかと思います。

夢や志を自由に描けるようになり、

だけど、そこから発生する己自身の心の中葛藤や

時代(世界的な軍国主義)の荒波にもまれつつも、

今の時代よりは、人々の心は明るかったような風景が、私には感じます。

どんなに時代(まわり)が暗くても、

己の“心の灯火”は絶やさずに、

夢や希望だけを一点に見つめて、着実に歩んで生きたい。

こんな今の時代、だからこそ、この『坂の上の雲』は

より美しく瞬いています(%ニコ女%)(%星%)

・・・4日夜は、道後温泉にあるホテルで泊まり、

愛媛県倫理法人会の先輩方と交流会がありました。

全国のいくつかの倫理法人会に行かせて頂きましたが、

この愛媛県と福岡県、青森県と宮城県倫理法人会が全体的に最も魅力的だと

個人的に勝手に思っております(笑)。

私がどんなところに魅力を感じるかといいますと、

(※これは倫理法人会に限らず、いろんな組織全てに共通する事柄です)

「経営者モーニングセミナーの参加者が多い」とか

会員数が多い・・・とかではなくって、

会員のみなさんが仲が良くて、

しかも、これから仲間になる人たちに対しても、

仲間になる気がない人たちに対しても、

めっちゃ朗らかで、歓迎的な言動を取ってはるところです。

「仲が良い」の本当の定義とは、私が思いますに、

例え、相手にとって聞き心地がわるい言葉であっても、

それが相手の為(相手のわるいクセ・わがままを直す為)になるのであれば、

遠慮せず、バッサリと言って差し上げることであります。

相手にとって、ずっと100%聞き心地のよい言葉を

かけてあげるのは、とても簡単なことで、タンジュンに喜ばれますが、

やはり相手が、間違ったこと・このまま行けば確実に

何らかの大きな被害を受けることが分かっていれば、

それをちゃんと言って差し上げるあげるのが、本当の優しさであり

『仲間』だと思います。

「自分も言われるのが怖い・イヤやから、相手にもイヤな言葉を言わない」

では、結局みんなが、よりよくなって行かないと思います。

魂を磨きあう、生涯の真の仲間とは、

『なれあいのない優しさ』と、『責め心なき厳しさ』の中から

生まれてくるように思います。

5日は朝から、砥部焼で有名な

砥部町を散策させて頂きました。

町長の中村さんに、砥部町を案内して頂きました。

中村さんは、倫理法人会にどっぷり漬かっておられる方で、

倫理(=人として当たり前のことをするということ)を

まちづくりに使っているとのことでした。

倫理を経営に使う・・・それ以上のハイレベルの実践をされてはる

本当に素晴らしい町長さんでした。

個人的に、その次・旅の最後に行った、

レトロな町並みが残る内子町が楽しみでした。

この内子町は、前回・4月末の四国歩きお遍路旅で

通らせて頂いた場所です。

この内子町の旧市街地の外れに、

一階が喫茶店・二階が遍路宿になっている「民宿シャロン」に

泊まらせて頂きました。

私はここにもう一度来たかったんです。

その4月に行った時のようすは、当時のブログにも

書かせて頂いていますが、

そこで泊まった時、夜ご飯は、その一階の喫茶店で食べました。

その日はたっぷり40キロ弱歩き、

身体的にも精神的にもかなり疲弊していました。

翌日は山登りがあり、30キロちょっと歩くことになっていて、

それがまた疲弊度を増す要因にもなっていました。

その喫茶店は、そんなに大きくない割りに、

メニューは豊富にあり、100以上ありました。

私は、その時、本能的に

どうしても「豚のしょうが焼き定食」が食べたかったんです。

だけど、その100以上あるメニューには、

「豚のしょうが焼き定食」がありませんでした。

それに代わる、似たようなメニューを必死で探しているうちに、

だんだんお腹は空いてくるし、眠くなって来ました。

もうあれこれ考える気力もなくなって来て、

そして・・・

「何かが食べられるだけで、有難い」という明朗闊達な心境に達した時、

メニューの最後の方に・・・

『おまかせ定食』 1050円

という文字が目に飛び込んで来ました。

私は

「お店の方に『おまかせ』しよう。

例え、牛肉や鶏肉が出てきても・・・お魚が出てきても、カレーが出て来ても

私は不平不満を言わずに、スナオに喜んで食べます」と腹をくくった訳です。

んでもって、私はその『おまかせ定食』を注文しました。

しばらくして、出てきたのは、ナント☆

「豚のしょうが焼き定食」でした(%ショック女%)(%笑う女%)(%ショック女%)(%笑う女%)(%ショック女%)

四国歩きお遍路さんをしてまして、こんなに露骨にはっきりと、

『倫理が出てきた』(カミサマ&ホトケサマ的なものの“思し召し”を感じる)

瞬間はありませんでした。

これを“偶然”だと言ってしまえば、それまでですが、

つまり・・・

「“神”の筋書き通りに、苦難をも喜んで生きている人生の中で、

私がスナオに『こうしたい』と思えば、瞬間的に全ての境遇がそのようになっていく」という、

人間の業(思考形態&煩悩)を超えた・・・

超常識の世界が、この世の中に存在するということを

私自身が鮮烈に体験した瞬間でありました。

私は、その鮮烈な体験をしたにも関わらず、

大阪に戻って、普通の生活に戻った瞬間から、

『おまかせ定食』のことを忘れる傾向があり、

いつもブツブツ不平不満・・・

「私はこうしたいのに、何で、こうならへんねんやろ〜(%ショボ女%)」って

思っている訳です(笑)。

ほんと、四国遍路行している意味がありませんよね(%とんかち%)(%痛い女%)(%星%)(さんげ)

・・・今回は、コーヒーゼリー(500円)を注文☆

ここで改めて『おまかせ定食 理論』を、腹に落とし込み、

不平不満の煩悩の世界から少しでも遠ざかりたい・・・というのが、私の切実な想いであります(笑)。

ゼリーを食べながら、

バスガイドさんから頂いた、内子町の案内地図を見てますと、

この喫茶店の案内のところに・・・

「おまかせ定食が好評です」と書かれていました。

やっぱり、「おまかせ定食」がイチオシのようですね〜(笑)。

この喫茶店に入ったのは午後1時半。

お店のおばあさんが、居眠りしていたところを

私が入店して、起こした感じでしたが、帰る頃には起きてはりました。

500円のゼリーだったんで、レジで500円玉を払ったにも関わらず、

何故か100円お釣りを下さった上、

後で気づいたんですが、領収証を2枚も下さいました。

・・・かなり寝ぼけておられたようです(笑)。

こんなかんんじで、二度目の訪問でも、

いろんないい気づきを得、いい出来事が起こりました。

本当に遍路道とは、摩訶不思議で素晴らしい体験や気づきが得られます。

感謝、感激です。。。

これからもこの『おまかせ定食の心』

(原因・物事を成就する為の努力の量質は人間の領域であり、

物事を成就する・しないの結果は天が決めるという“おまかせ”の領域)

を常に保ち続けて、心ほがらかに、生きていきたいと思います。

大阪府の先輩方、愛媛県の先輩方、

そして愛媛県のみなさま、ありがとうございましたぁ〜(%笑う女%)(%王冠%)

また今月末も宜しくお願いいたしま〜す(%ニヤ女%)(%ニヤ女%)(%ニヤ女%)(%ニヤ女%)(%ニヤ女%)