災害ボランティア研修会でした

(%晴れ%)外もうだるような暑さなのに、建物の中も
土曜日ゆえ冷房が入らず、汗をかきかきの研修会でした

(%晴れ%)でも、この研修会は予想外に面白いもので
パターンを違えてするのもエエもんやと最終結論に至りました

(%晴れ%)今回は災害ボランティア研修会ですから
災害対応について「クロスロード」というゲームでグループに分かれ
ワイワイがやがやと進めていくんです

(%晴れ%)このゲームは災害だけでなく、いろんなパターンの応用編が
次々と作られているようです
ボランティア連絡協議会でも購入して研修会をすればエエのになぁ

(%晴れ%)それとゲームは登録商標済みで
販売先は京都大学生協とのことです

(%晴れ%)さて、この「クロスロード」というゲームですが
出される問題についてグループごとで「YES」か「NO」のカードを
同時に出し、各自がなぜこのカードにしたことの理由を説明、
同じカードが多い方に可愛い座布団を1枚ゲットできます

(%晴れ%)聞いている他の人は決してダメとか違うとか
否定をしてはいけません
また、同じ意見でも必ず自分の言葉で説明します

(%晴れ%)「クロスロード」のコンセプトは
シンプル・すぐできる・誰にでもできる だそうです

(%晴れ%)また、このゲームの強みは
シンプルなのでわかりやすい・違いがはっきりする
同時に出すので他人の意見に引きずられない
生の事例を追体験できる・いろんな意見が聞ける
少数意見を大切に扱える・重いテーマにも意見を出しやすい
判断のトレーニングになる・深く考えることができる
年齢や立場に関係なく参加できる・仲良くなれる

(%晴れ%)逆に弱みは
座布団狙いの「ただのゲーム」になる
経験がないと場面が共有できない
背景を語る人がいないと深まらない とのこと

(%晴れ%)役割としては
「伝える」⇒自分だったらどうするか
「共有する」⇒多様な考え方や価値観がある

(%晴れ%)などなど初めにゲームの成り立ちや内容に
触れてからスタートしました
これは阪神淡路大震災以降に神戸市職員の経験等から
災害時の対応についてどうすればいいのかを考える
きっかけになるようにゲーム化されたそうです

(%晴れ%)いや〜それにしても、盛り上がることといったら
話が延々と続きます
特に女性が多いとこの現象は大きくなるそうです

(%晴れ%)賑やかなうちにゲームはドンドンと進みます

(%晴れ%)ホント、ひとつの問題に対してこうにも
いろんな意見が出てくるのにはビックリです

(%晴れ%)それと拒否されることがないので
自分の意見というものが最後までキチンと話せます

(%晴れ%)ひとつの意見から次から次へと飛び火のように
広がりをみせるのには、これまた驚きでした

(%晴れ%)ワークショップはワークショップで楽しいのですが
最終、みんなの意見を統合したものをまとめて発表という
形で締めくくりますよね

(%晴れ%)でも、このクロスロードは答えがありません
YESでもNOでもどちらでも構わない、そうでもないかもしれない

(%晴れ%)答えがはっきりでないとヤダという人もいるかもしれません

(%晴れ%)でも、答えが出るということは「腑に落ちる」ということで
「ツァイガルニク効果」として納得すればすぐに忘れちゃうんだって
チャンチャン!! みなさんもぜひ一度お試しあれ!