☆(*^_^*)☆陸前高田の中央公民館の壁、保存へ〜「母のいた場所」残して〜

「石巻でコンサートするんだって?」

ヴォーカルれいこのことをいつも応援してくれている宮城の妹から電話が。

妹は、「陸前高田のあの壁が切りだされて保存されるんだって」「今日の新聞に載ってたよ」と教えてくれました。

早速ネットで調べてみたら、河北新聞だけでなく、既に読売新聞7月12日にも同様の記事が。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/news/etc/20120712-OYT8T00973.htm

陸前高田の中央公民館は9月上旬には解体されることが決まったそうです。

しかし、「天国のお母さん、私たちをいつまでも見守っていてね」というメッセージが書かれた壁だけは、切り取って保存されることになったそうです。

壁にメッセージを書いたのは、津波で亡くなられた公民館指導員小松博子さん(当時58歳)の長女鈴木美和さんと三女小松佳菜さん。

お二人は、それぞれ一関市と盛岡市に住み、次女の小松安希さんだけが、陸前高田で仮設住宅に住むことも、この新しい記事を読んで分かりました。

安希さんは、7月12日に、亡くなったお母さんに宛てたメッセージを色紙に書いて、中央公民館に置きました。

記事にはその色紙の写真も掲載されていて、拡大できるようになっています。

拡大して読んでみると、そこには、こう書いてありました。

「お母さん、大切に育ててくれてありがとう。

どんなに辛い時も苦しい時も

優しい笑顔をありがとう。

私を産んでくれてありがとう。

いつかまた幸せが訪れますように。

天国でお母さんが元気に暮らせますように。

2012.7.7 安希より」

7月7日は、奇しくも☆アルビレオ☆がAPIA40でライブに出演した日です。

その演奏の中で、「6月29日の新聞で、陸前高田の公民館の壁に書かれた天国のお母さんへのメッセージを知ってから、いつか陸前高田に行って、オリジナル曲「見守っていてね」と「空を見上げて〜天国の母より」を演奏したいと願うようになりました。それが実現することをどうか皆さん祈ってください。」とお客様にお願いしたのでした。

今日、妹からの電話がなければ、きっとこの記事とは出会えなかったことでしょう。

この記事を通して、現在陸前高田に住んでいるのが次女の安希さんだということを知ることができたのは、私にとって大きな情報となりました。

ヴォーカルれいこは、29日に陸前高田へのボランティアバスツアーに出かけます。陸前高田に滞在するのは30日の朝から夕方までです。午前2時間午後2時間のボランティア中に安希さんにお会いすることは無理かもしれません。それでも、お手紙だけは出してみたいと思っています。

ブログの読者の皆さん。

ヴォーカルれいこが、陸前高田に住む、小松安希さんに、☆アルビレオ☆のオリジナル曲「見守っていてね」と「空を見上げて〜天国の母より〜」の2曲が入っているCDを受け取って頂けるように、祈っていただけますか?

ぜひ天国のお母さんからのメッセージをお手渡ししたいと願っています。

応援をどうぞよろしくお願いします。

☆(*^_^*)☆日々の奇跡のような出会いに感謝して。

おやすみなさい☆☆