陸前高田・石巻への旅は、本当に人の出会いの不思議さを感じさせられるものでした。
8月30日、陸前高田のボランティアセンターを後に、鳴子温泉に向かおうとした、途中の川の駅でのこと。
陸前高田のお土産を買う時間は15分しかありませんでした。
手を洗って、お土産屋さんに入って、絵葉書やお菓子などを買ってレジに並んだ瞬間、携帯が鳴りました。
陸前高田市の中央公民館の壁のメッセージに着いて何度か記事を書かれた、新聞記者のYさんからのお電話でした。
なんと、Yさんは、8月30日に、グーグルでこの件の関連記事に目を通していたときに、偶然このブログがヒットして、読み進めてくださったのだそうです。
そして、ボーカルれいこが、8月30日に公民館の壁の前で歌いたいと書いたそのブログを8月30日に偶然見つけて、「まさに今日だ!!!」ということで急いで市役所に電話して、私への連絡方法を確認してお電話くださったということでした。
まさか、私が読んだ記事、しかも、勇気を出して小松安希さんにお手紙を書いたきっかけとなった記事を書かれた記者の方が、あちらから私のブログをみつけてくださったということを知って、ほんとうい人と人を結びつけてくれる目に見えない力が、あるのではと実感した出来事でした。
Yさんの記事は、小松さん親子の一人ひとりの気持を大切に汲んで書かれた内容で、読んだ時に親近感を覚えましたし、温かさを感じました。
その記者のYさんと電話でお話ができたこと、それが陸前高田を後にする直前だったことに、深い畏敬の念さえ感じました。
人と人がこうしてつながり、思いを共有しながらそれぞれの役割を果たそうとする力を分かち合えることに感謝しています。
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