昨日の島田療育センターベッドサイドコンサートでは、一曲目を「浜辺の歌」にしました。
やはり陸前高田、石巻、松島を旅したボランティアバスツアーの余韻がまだ身体全体に残っていることもあるのでしょう。
浜辺や海をテーマにした曲をオープニングで歌いました。
「朝(あした)浜辺をさまよえば
昔のことぞ しのばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も 貝の色も」
「夕べ浜辺を もとおれば
昔の人ぞ しのばるる
寄する波よ
返す波よ
月の色も 星の影も」
ぜひ一人でも多くの方が被災地を訪れて
その地に立って、被害の甚大さを身体で感じていただけたらと願います。
石巻の方のお話では、ボランティアとして市に入る人の数は
ひところの10分の1ほどしかないそうです。
ぜひ新宿からのバスツアー
一人でも多くの方に体験していただきたいです。
週末を利用しての参加もできますし、ボランティア作業自体は
それほど過酷な労働ではなく、むしろ、自分の体調や体力に応じて
自由に作業に参加できます。
陸前高田の浜辺に7万本もあった松の木がねこそぎ流され、
たった一本だけが残りました。
その一本から種が採取され、いくつかは発芽に成功したようです。
当初「奇跡の一本松」とよばれていましたが、枯れていることがわかりました。
それでも、松の木の子どもたちがこれからあの浜辺を100年以上かけてまた緑豊かな木陰を創ってくれることでしょう。
だから、奇跡はずっと残り、希望は生き続けるのです。
あの松は今「希望の一本松」と呼ばれています。
いつまでも消えないもの。
それは、希望です。
被災地のそこかしこに力強く芽吹いている「希望」を見る旅に
あなたも参加しませんか?
☆(*^_^*)☆