多摩市内の高齢者ホーム、桜ケ丘延寿ホームでのコンサートも、無事に終わりました。
ホーム利用者の方、ご家族、職員の方々も、大勢ホールに集まってくださって、定刻2時から開演しました。
会場には、おそらく150人ぐらいの方はいらっしゃったのでは。もしかしたらそれ以上かもしれません。
車いすの方もいらっしゃいましたが、100歳以上の方が8名、99歳の方も10名ぐらいいらっしゃって、会場はとても穏やかな、温かな雰囲気でした。
最前列の女性は100歳を越えた方々で、皆さんが赤い頭巾と赤い半纏を身につけて、晴れの日をさらに明るくいろどってくださって、ステージから見た客席は、「和やか」を絵にしたように、笑顔に満ちていました。
職員の皆さんの手作りのカードや式次第、装飾の数々で彩られた会場には、皆さんの歌声と拍手が響いて、演奏者として、それはそれは幸せな1時間でした。
最後に皆さんで歌った「浜辺の歌」「赤とんぼ」「故郷」では、それまでじっと聴いていた利用者さんの多くが、口を動かし、表情を柔らかくしながら、声を出してくださり、大合唱になりました。
隣に座っていたご家族の方も驚くほど、大きな声で歌いだしたかたもあったようで、やはり音楽は人と人をつなぎ、心を温めてくれるものだと感じたひとときでした。
担当のTさんをはじめとする職員の皆さんに、大変お世話になりました。細やかな配慮の行きとどいた会場は、日頃の職員の方々のまごころの結晶です。普段のサービスのきめ細かさが、やはりコンサートの成功の基盤にあるのだなあと実感しました。
施設長さんは、☆アルビレオ☆を2年前からぜひ呼びたいと考えてくださっていたとのこと。嬉しいお言葉でした。
9月の本番のために、既に6月から打ち合わせをしてくださり、綿密な計画と豊かな発想で準備を周到に進めてくださった職員のTさんには、特に、心から感謝しています。
「まだ3年目に入ったばかりなのです」と語った初々しさの漂うTさんのお仕事振りには感動でした。配慮が行き届き、的確で、スピードと温かさを備えていて、「聡明な、素敵な女性だなあ〜」と感動しました。
延寿ホームさんとのご縁に感謝しています。本当にありがとうございました。
☆アルビレオ☆は、これからのこのコンサートを皮切りに、5週連続で週末のコンサートを予定しています。そのスタートで、こんなに素敵な延寿ホームさんで演奏できて、大きなエネルギーをいただきました。次は23日の19:15〜のベルブ永山でのライブです。頑張ります!!
☆(*^_^*)☆今日も素敵な一日を!!