さだまさしさんの曲の「案山子」(かかし)ってご存知ですか?
「元気でいるか
街にはなれたか
友達できたか
寂しかないか
お金はあるか
今度いつ帰る」
というフレーズから始まります。
故郷を離れてもうすぐ一年になる弟を案じている、兄の思いが溢れる歌です。
「手紙が無理なら電話でもいい
カネタノム の一言でもいい
お前の笑顔を待ちわびる
お袋にきかせてやってくれ」
と、歌詞が続きます。
最近、☆アルビレオ☆は、この曲をライブのオープニングのメドレーの中に組み込んで、
会場のお客様に問いかけるように歌い、座席の側に近寄って、マイクを向けながら、
「お金はあるか?」と尋ねるように歌っています。
すると、マイクをむけられたお客様は「あるある」とか「ないない」とか、楽しい答えが帰ってきて、会場が微笑みに包まれます。
今回のICU(国際基督教大学)同窓会館アラムナイハウスでのライブでも、3回ともこの「案山子」を歌いながらコミュニケーションのひとときを楽しみました。
今回はその中で「ボチボチ」と答えてくださったお客様が、アンケートにその時のことを書いてくださっていました。
昨日、実行委員のOさんがアンケートを整理してメールに添付してくださいました。
これを読んだ瞬間、あの時、唐突にマイクを向けたときの、楽しいやりとりの場面がまた蘇ってきました。とっても嬉しかったので、ここに掲載させていただきますネ。
その方にマイクを向けた理由は、学生さんだと思ったからだったのですが、なんと卒業後10年になる方でした。本当に現役の学生さんのように初々しい方で、あちらも驚いたようですが、こちらもビックリした一幕でした。
アンケートに書いていただいて、本当に嬉しかったです、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
☆☆☆☆☆
「アルビレオの音楽にとても胸をうたれました。
入学してから去るまで10年もICUに居たので久しぶりに来れて、
思わずこんな素敵な歌を聞けて幸いでした。
最前列で坦々麺を食べていたのですが、
さだまさしの「かかしの歌」に打たれて箸が止まっていたところに、
不意にマイクを向けられて
「お金はあるか」と聞かれて「ボチボチ」と答えました
(30代・男性・同窓生・友人から誘われて)
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