文化の秋。都内の中学や高校では文化祭のシーズンです。
先日は高校見学も兼ねて生徒たちと一緒に都内の定時制高校の文化祭に行ってきました。
外国にルーツを持つ生徒の多いこの高校には「国際交流班」という活動があり、
当日は水餃子やタイ風春雨、コロンビア風ホットドックが販売され、
壁にはミャンマーの写真が貼られ…と国際色豊かで楽しそう。
そこで数年前の卒業生と会い、夢につながる専門学校に進学が決まったとの嬉しい報告もありました。
Jちゃんの通う中学の夜間学級でも今週末に文化祭があり、三味線部の彼女は練習にはげんでいる様子。
土曜日なのでスタッフは行けないのですが、先生方が聴きに行くよと話すと大喜び。
そういえば他の夜間学級に通っているBさんの公開授業の時に中学の先生に聞いたのですが、
Bさんは前日から「たぶんかの先生が来るかも」と話してそわそわしていたとのこと。
当日は目があうと笑顔でちいさく手を振ってくれました。
ほとんど知り合いがいない日本に来た生徒たち。
その日本で新しく知り合った誰かが自分のことを気にかけてくれている、
そのように感じられる出来事は生徒たちにとってうれしいことなのでしょう。
限られた時間の中ですが、そういう機会にはできるだけ足を運びたいと思っています。
たぶんかフリースクール新宿校