岩手県野田村に行ってきました。

12月14日(金)〜17日(月)の日程で、西宮から岩手県野田村にボランティアバス第20弾を運行しました。今回は、みつわバスさんを利用させていただきました。参加者は関西学院大学の学生さんが中心でした。14日午後2時に西宮市役所前を出発し、西宮インターから名神高速道路に乗り、北陸自動車道、磐越自動車道、東北自動車道を経由して、最後は八戸自動車道の九戸(くのへ)インターで高速を降りて、野田村に向かいました。翌15日(土)朝8時に野田村役場前に到着しました。そこで、前日から八戸に行っていた理事長の渥美や大阪大学の学生さんたちと合流して自己紹介をしたあと、1日目のスケジュールについて確認を行いました。今回のミッションはフリーマーケットの開催です。

まず、チーム北リアスの現地事務所まで全員で向かい、集めていたフリーマーケット用の商品をバスに積み込んで、役場前の生涯学習センターに全員で商品を運び込み、準備作業に取り掛かりました。研修作法室ではフリーマーケットを、隣の娯楽室ではお茶会を開催しました。開始時間の11時には約30名の方が並んで下さっていました。11時にフリーマーケットを開始したのですが、会場が狭かったので、15分の時間制にして20人ずつ入っていただきました。夕方16時までに合計約80名の野田村の皆様がお越しくださいました。顔見知りの方の他にも、初めてお目にかかる方も多く、とても有意義な時間を過ごすことができました。(途中から、我々と同じチーム北リアスのメンバーである弘前大学の学生さんたちもお手伝いに来て下さり、大変助かりました。)

夕方16時に終了し後片付けを行いました。それと並行して役場横の総合センターで1月に野田村の子どもたちを西宮にご招待するツアーの説明会を行いました。17時過ぎにバスは国民宿舎えぼし荘に行き、夕食のあとは全員で今日のふりかえりと今後の支援活動についてグループワークショップを行いました。翌16日(日)の午前中は、えぼし荘の広間をお借りしてフリーマーケットを開催しました。えぼし荘の隣には下安家(しもあっか)
という仮設住宅があり、そこにお住いの皆様やえぼし荘の関係者などがお越しくださり、とてもうれしかったです。

昼からは、泉沢仮設住宅の談話室に移動して、フリーマーケットを開催しました。大人用の洋服や、子ども用の洋服、あるいは日用品やお米などを主に10円〜50円程度で販売させていただきましたが、皆さん「安いね」と口にされながら商品を選ぶこと、お買い物をするという行為を楽しんでいらっしゃる様子が印象的でした。フリーマーケットの売上は、1日目の生涯学習センターが21,920円、2日目のえぼし荘が3,220円、泉沢仮設住宅が8,390円、合計33,530円になりました。この売上は全額野田村役場にご寄付させていただきます。今回も野田村の皆様には大変お世話になりました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。