新名神高速道路のインターが近くにできるそうで
その工事が周りの山や田畑を壊しながら進められている
写真の樹は何の樹だかしらないけど、切り倒されずに
ポツンと残されている
ここはかつて小さな工場があったところだ
建築関係の仕事をしている息子が言ってたけど
どうしても樹を伐るときは御神酒で清めて
お祓いをしてからでないと怖いんやでと
はっきりとした理由はわからないけど
いろいろと崇りではないやろうけどあるらしい
だからいずれ伐ることになるかもしれないこの樹も
きちんとお祓いをしてからになるのかもね
春になると緑緑していたこの山々も見事に崩されている
どういうふうに道がつくのかしらないけど
ほんとにこの高速道路は必要なのだろうか
利用価値はあるのだろうか
ただただ、以前に決まっちゃった公共事業として
やるっきゃないからやっているんだろうか
それよりも自然が多くて住みやすいこの地域が
無機質なコンクリートの橋脚が立ち並ぶ様に変ることが
とても残念に思う
時代が変わり、環境も変わり、人も変わるのかな
この道路のために何軒の家が立ち退いたのだろか
ギリギリで立ち退かなかった住宅に騒音や排気ガスの
影響はどれほど受けるんやろうか
身体に影響はないんやろうか
どれだけの田畑がなくなったんやろうか
などなど、旅行等で高速を走っている時には
気がつかなかったことを、身近にこういう建設が始まると
他人ごとではなくなるんやね
我ながら、ええ加減やなぁと責めても遅いんやけどなぁ
一旦壊してしまった自然はもう取り戻すことはできないかも
残された自然をもうこれ以上なくさないでと願うばかりだ