気仙沼、復興のために巨大防潮堤は必要か?〜市民参加の現状と課題〜

〜マスメディア報道をNPOの視点で検証する〜(主催者から)
 復興は本来 行政と市民 NPOの協働作業による創造の機会です。参加者が知恵を出し合うだけでなく、ある合意にたどり着く必要があります。合意形成にむけていろいろな工夫をすることは、先の対等な関係づくりと同様、なかなか難しいものです。合意形成とは行政がつくった結論に誘導することではなく「違いをはっきりさせうえでの合意」もしくは「多様な選択肢を出し、その中から適切な選択肢を選ぶ」ということです。
 こうした意識が参加している行政や市民、NPOなど参加者全員になければ全体として納得のいく合意形成は難しいものです。復興まちづくりではこの合意形成をうまくデザインするための工夫が必要です。気仙沼の防潮堤問題でおきている住民合意の問題について現状と課題を報告します。

◆日時:2013年1月26日(土) 午後2時〜4時半
◆会場:ドリームインスティテュート研修スタジオ
 東京都文京区本郷3丁目35−3 本郷UCビル 6F
 TEL:03−5805−1505
◆参加費:資料代 1,000円
◆講師:世古一穂 (前金沢大学大学院教授。〈特活〉NPO研修・情報センター代表理事)みなと気仙沼大使。
◆内容:ビデオ鑑賞後講演。
 ビデオの紹介:「NHK仙台放送局 東北Z スペシャル「“住民合意”への道〜誰もがいち早い復興を望んでいる〜」世古がコメンテーターとして出演しました。
◆主催特定非営利活動法人 NPO研修・情報センター(NPO Training and Resource Center)
 国分寺市本町2−14−5小川コーポ103
TEL&FAX : 042-208-3320
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