毎度です〜(%笑う女%)(%晴れ%)
別におシゴトとかがいやという訳では
全然ないんですが、「明後日からまた四国に行ける!」
ということで、喉の調子はちょっと思わしくないですが(涙)、
楽しくドタバタさせて頂いておりますっ(%ニヤ女%)(%ハート%)
今晩もBSジャパンで「ガイアの夜明け」を観て、
ということで、財政的にドエライことになった、
大阪府泉佐野市と、北海道夕張市の再建レポートでした。
「財政が大変!破綻や!!」と言って逃げて行った人は、
夕張はとっても多かったそうです。
だけど、そこに残って「愛する“ふるさと”を再建しよう!」と
元々いた人たちや、外からやって来た人たちが
がんばっている姿に、感涙。。。
私は過度の東京一極集中や、過度のグローバル化(企業の海外進出)は
国家(経営)として、偏りがあり、非常に問題があると見ています。
機関車のように、先頭車両だけにエンジンがあるのではなく、
新幹線のように、全車両にモーターがあり、エンジンがあるように
しなければならないと考えています。
日本の地方に限界集落が増え、人が消え、町が消える。
そうなると、この日本は全てが崩壊してしまいます。
なぜなら、この世の全ては『全一統体』であり、
一箇所でも崩壊すると、それが波及して、全てに及ぼして来るからです。
人間の身体で例えると分かりやすいですが、
例えば肺が完全にやられてしまったら、
人間は極端に不健康になったり、死んでしまいます。
(だからフクシマや被災地の問題は、「人事」では済ませることが出来ません)
また一方、第一次産業(農業・漁業・林業)は国家の基盤であり、
その上に第二次産業(製造業)があり、
更にその上に第三次産業(サービス業)等があります。
ある程度はいいかと思われますが、全てを外資(外国人)に頼り過ぎるのは
大変危険な行為かと思われます。
特に、国家の最も根幹を担う産業である
第一次産業(=食べるものを創る・とって来ること)を過度に外資に頼ってしまうと、
何かの摩擦によって、急遽輸入が禁止とかなってしまうと
とたんに国民が飢え、死んでしまいます。
何でも外に頼り過ぎるのは危険です。
こんだけ国際的にいろんな問題が出てきている中、
食物自給率を下げることは、
私たち日本人の命に直結する大問題です。
こんなシンプルで根本的な問題を
もっと我々日本人は真剣に考え、何とかすべきだと強く思っています。
四国遍路道などで、過疎化が進む田舎を見る度に、
「なんとかしなければ」と日に日に強く真剣に思っています。
その第一次産業を支えているのは、大都市ではなく、
田舎・地方なんですよね。
つまり私たちの「ふるさと」なんです。
だから、そんなふるさとを活性化しようという活動は、
大都市や世界規模のビジネスに比べて、
手間隙ばかりかかって
ち〜っとも“お金儲け”にはならないのですが、
本当に高尚な活動だと、ほんと、感涙状態です。。。
・・・『ガイアの夜明け』が終っても、テレビをつけていました。
すると、過去のニッポンの名曲がどんどんかかってきました。
「昭和の歌謡界を代表する歌手」
と言えば、やっぱり、“美空ひばり”さんでしょう。
ひばりさんもバンバン☆かかっていました!
最近、年だからでしょうか(?)・・・
ひばりさんの唄を聴くと、なんだか、じわー・・・と心が和み
何ともいえない幸福感を感じることが出来ます。
おけがさまで、この年になって、やっとひばりさんの「よさ」が分かってきました(笑)。
ある唄を聴けば、なんだかちょっとウキウキ、
またある唄を聴けば、なんだか急に、じわーっと涙がこぼれて来る・・・。
心の表面から、奥まですーっと自然に、ひばりさんの歌声が入ってきて、
心の中にある歓びと共鳴して輝いたり、
心の中にある哀しみと共鳴して、“更に”輝いたり・・・。
全てを優しく包み込む慈愛で満ちています。
そして過去を思い出すんですよね。
「昭和」という過去を。
私は昭和52年生まれなんですが、
生まれてもないくせに、昭和30年代とか40年代とか・・・
しんみり思い出して「ああ、なつかしい〜」とか「あの時はこうだったな〜」とかって
感動するんです。ほんと、おかしいですよねぇ(笑)。
私のDNAの中に確実に存在する、祖父母や、更にその上の
ご先祖様たちが、聞いて共鳴しているのでしょうかね(更に、笑)。
本当に不思議な心境になります。。。
今の、この平成の時代に、こんな風に聴き手をさせる歌手って
まだ存在していないと思います。
私の中学校の大先輩にあたる、“天童よしみ”さんは
かなりそれに近いかと思いますがネ〜(笑)。
ひばりさんの名曲中の名曲って、やっぱり
『川の流れのように』でしょうっ(%ニコ女%)(%星%)
知らず知らず 歩いてきた
細く長い この道
振り返れば 遥か遠く
故郷(ふるさと)が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生
ああ 川の流れのように ゆるやかに
いくつも 時代は過ぎて
ああ 川の流れのように とめどなく
空が黄昏(たそがれ)に 染まるだけ
生きることは 旅すること
終わりのない この道
愛する人 そばに連れて
夢 探しながら
雨に降られて ぬかるんだ道でも
いつかは また 晴れる日が来るから
ああ 川の流れのように おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように 移り行く
季節 雪どけを待ちながら
ああ 川の流れのように おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように いつまでも
青いせせらぎを 聞きながら
—————-
私も早く、この唄のように・・・
“川の流れのように”、
自分自身だけに与えられた宿命(喜怒哀楽全て)を喜んで受け入れ、
運命と共に、自分自身の人生の地図を
自分自身の手で創っていきたいなって、切に思います。
・・・日本の第一次産業も危機的状況にありますが、
第二次産業(ものづくり)も
危機的状況にあろうかと思います。
私が暮らす大阪府八尾市は昔から・・・大和政権が誕生する頃より、
槍や弓などの武器製造からはじまって
今は、ありとあらゆる物を作っている町工場の多い、
ものづくりの町です(北隣りの東大阪市が有名ですが)。
が、昨今の経済不況などによって、
大手メーカーがどんどん海外進出し、
ものづくりの町がどんどん空洞化して行っています。
ある程度は、時代の流れなので、仕方が無いかと思いますが、
日本企業は、あくまで軸足は日本に置いておくべきであり、
軸足までを海外に持って行ってしまうと、
根のない浮き草のように世界を彷徨い、やがて世界のハイエナ達の餌食になって
「THE END」です。
最悪、“身”は海外(=他人)に売ってもいいですが、
“魂”までは海外に売ってはいけません。
日本人(=自分自身)としての精神性・・・アイデンティティーまでを捨てて
世界進出やなんて、そんなこと、本来あるべき『国際人』としても失格でしょう!
どこまでを日本に、どこまでを海外に・・・
海外のどこに?どうやって・・・???
こんな感じで、今、八尾の、いや日本全国のものづくり企業は
大なり小なり、生き残りをかけて、
海外進出を考え、実践されておられます。
そんな危機的状況にある、第二次産業(ものづくり)の素晴らしさを
将来のこの国を担う、若い子どもたちに継承して行こう!と
私たちの八尾市では、「マテック八尾」という
ものづくり企業の危機感の強い、そして元気なおっちゃんたちが集まって、
年に一回「八尾ロボットコンテスト」を開催するなどして、
そのミッションを着実に実践・遂行されております。
今年で5回目になる、「八尾ロボコン」。
今ではすっかり、定番行事となり、今日のアリオ八尾には
とってもたくさんの人が見学に来られていました。
子どもだけでなく、大人もみんな輝いているロボコン。
これもまた、私の“ふるさと”である、この八尾の
美しい人の営み風景の一つであります(%ニコ女%)(%星%)
こうやって、歴史って、時代って、
すこしずつ、すこしずつ、創られて来て、
そして、これからも創られていくんですね・・・。