4歳児が、心のつっかえを 小さい声で言えた時から〜

こんにちは。
2歳と4歳のお子さんのママの
体験を紹介します。

以前は 怒りを抑えられないママでしたが
子ども達の出来事に 振り回されないで
子育てが できるように なってきています。

今、年少さんのA君はシャイな性格で、
自宅では ママと元気に遊びますが
自分の気持ちは
幼稚園だけでなく ママにも 話さない内気なタイプでした。

ある日のこと。いつも遊ぶ元気な友達Bちゃんに
「あそぼう〜!」
そう誘われた時、
A君は
下を向いて とっても小さな声で
「一緒に 遊びたくない。」と 言いました。

友達のBちゃんは
「え〜何で〜。一緒に 遊ぼう〜遊ぼう〜!」
強く 主張してきます。

A君は それでも ママの手をとって 離れません。
Bちゃん「お母さんから 手を放して!」
A君 「遊びたくないの。」

少しだけ 強く言ったら、
妹さんが
「私も 遊ばない!。」と言ってくれて
結局 この日は 遊ばないことに なりました。

そう言えたA君。
大きな勇気を出して 言ったのでしょう。ママも驚きました。 

夜寝る前に、お母さんは 聞いてみました。
「どうして Bちゃんと 遊びたくなかったの?」
すると A君は
「だって、Bちゃん。引っ張るんだもん。」

この声に お母さんは とても驚きました。
(言えるんだ〜)
そう思ったそうです。そんな言葉は 1度も今まで
聞いたことが なかったそうです。

お母さんは 言いました。
「言いにくいことを 教えてくれて ありがとう。」と。

(子どもの心は 繊細です。
大人にとっては 何でもない事でも
心に 引っかかることが あります。)

実は A君は 今まで 幼稚園から帰って
おやつの時間は いつも 泣き叫んでいたそうですが、
そのあとから 泣き叫ばなくなりました。

A君は その後 2回目になりますが
「今日も 遊ばない。」という日が ありました。
蚊の鳴くような 小さい声です。
そんな時、A君は
ママの顔を見て、助け舟を出してほしい顔を しました。

ママは ちゃんと見ていて それに気づいているので
Bちゃんに
「今度は きっと遊ぶと思うし、今日は ごめんね。・・・また今度、遊ぼう。」と
伝えて
Bちゃんは しょうがない あっちへ行こう になりました。

幼稚園から帰ってきて、おやつの時間のこと。

A君は 叫ぶこともなく、落ち着いて おやつを食べていました。 

すると 突然 言いました。
「Cちゃんと Dちゃんと どっちが恐いと思う?」
ママ「え、CちゃんとDちゃん 恐いの?」
「Cちゃん 意地悪してきたんだよ。
でも 誤ってきたんだ。 だから、それで許したの。」
ママ「そうなんだ。許したんだ。よかったね。」

A君は そんな風に ぽろっと 感じている事を話すように
なってきています。

そして ママは 意識しながら
「出来事だけを見るのではなくて 見えていないA君の心の状態が
気を付けて観ることで わかるようになってきました。」と言います。

A君が 小さな声で 自分の気持ちを言えるようになってきたのは
そんな A君のきもちを大事にしてくれる ママの支えが あるからだと思います。

言えなかったことが 心につっかえたままだったら きっと 苦しいでしょう。
以前は それが おやつの時間の叫び声に
出ていたのかと 想像できます。

今は 逆に ママが その気持ちを 言える空間を作ってあげていることで
A君は 気持ちが楽になって、
心が安定する方へ 向かうことが できました。
おやつも 美味しく 食べていることでしょうね♪

あなたは この体験談から 何を気づきましたか?

あなたは どんな人にだったら 自分の心の思いを
打ち明けることができますか?

私事ですが 先日、みたか子育てねっと・子育てコンビニさんから
「子どもとのコミュニケーション 取れていますか?」
というテーマで、インタビューを 受けました。 
こちらです。

今日も、笑顔で 楽しい子育てを!