ママが 承認をなかなかできずに、気づいたことは〜

こんにちは。
我が家は、明日が 末娘の最後の卒業式。
今夜から 大騒ぎです。
……………………………………………………….

4歳児のお母さんは
承認の言葉で、 できるだけ 子どもの小さい事を 認めてあげようと
数週間 取り組んでいました。

やってみての感想を お母さんは こう言いました。

「それが、なかなか難しくて できないんです。
できないことばかり 目について・・・

子どもが セロテープを切る時も すぐ ぐしゃぐしゃにしてしまって
そうすると 子どもが できないことに 私の方が引っ張られてしまって
 
『違う、そうじゃない!。』と 言ってしまうことが 多くて。

最近 やっ〜と 靴下をはくことが 完ぺきにできるようになりました。
指先とかかとの 色が違う靴下を買ったら、
やっと わかるように なったみたいで
それは、認められるんですけど・・。」

お子さんが、何かをできたか、できてないか?で 
物事を見てませんか?

「セロテープを ちゃんと切れたか 切れないか、
できたか、できないか
わたしは そこしか 見えていませんでした。今気づきました。」
とお母さん。

やっていること・・・・これも 見たままの事実を 承認できますし、
やろうとしていること・・・・ これも その姿勢を 承認することが できます。

承認は 存在を認めることですから、
完ぺきにできたことの 評価ではなくて、
今できている所までを 認めてあげる言葉。

今に 気づいてあげる 見てあげて 認めることです。

評価があると、
できていない時に、あなたは だめ、になってしまいそうです。
だから 評価は 入れないことを おすすめします。

今まで できたか、できないか。 セロテープの結果ばかりを
見ていたお母さんは ・・・

「え〜そういう言葉かけって、何が あるんでしょう?
今まで やっていなかったから 思いつかないんですけど・・・」

たとえば・・・・
「今、テープを 切りかけたら ぴりって 音がしたね。」
「セロテープを使っている時の あなたの横顔は 集中しているように見えたよ。
「歌を歌いながら 始めたね。」
「今日は、親指が するって動いたね。」

どうやったら 言葉が出てくるかと 言うと・・
心を向けて 観ること

子どもをよく見てあげる 観察することから
始めると いいと思います。

結果を見るのではなくて、
プロセスを 子ども自身を 大切にしてあげる事。

どんな表情で やっているのかな?
何をしている時に、表情が 変わったのか?
顔や 首は どう動いているのか?
指先は どう使っているのか?
姿勢は?目はどんな感じで?口元は?
身体全体は?

そして、その事実に お母さんの感じたことを
I メッセージで 伝えてあげれば 丁寧ですね。

それだけでも たくさんの発見が ありそうです。

見ようとしている事が 見えます。

「承認って 完ぺきにできたことを 認めるって
思っていました。」というお母さん。

今 子どもが出来ている部分 それは 100%では ないでしょう。
でも それを 認めてあげる。
 
見てくれて 認めてもらって 少しずつ自信になっていきます。
承認は、車で言えば ガソリンのような役目。
足りないと 走れませんね。

お母さんは、とっても大事なことに 気づいて、気持ちをリセットしました。
これからが 楽しみです。

今日も たくさん お子さんを認めてあげる言葉を
かけていきましょう〜♪
「子育てファイト!」