3月11日特集、仙台錦湯の思い出、盛岡の梅の湯

また3月11日が近づいてきました。思い出すと、あの日はまず夕方、消防の緊急援助隊出動、中日本高速会社が開通前の新東名を使わせてくれたので本当に助かりました。
毛布などの援助物資の送り出し、被災者の避難所の支援に交代で現地へ・・・寝袋に寝るのは久しぶり、アルファ米の食事は意外に食べられたけど、やっぱり帰り道に宇都宮で食べた餃子はうまかった。
被災地から避難して来られる方の受け入れ、・・・メガフロートを福島に回航するという緊急事態もありました。岩手県からガレキを受け入れ、今も東北からの貨物列車に白いコンテナが積まれているのを見かけます。その後は復興住宅の建設、崩れた宅地の復旧などのお手伝いなどなど。
でも何より覚えているのは、直後のまちの助け合いです。3月いっぱい必死でお風呂を沸かした錦湯さん。おじいちゃん、元気でいらっしゃるかしら。「お湯あります。」「髪、洗います。」「携帯充電します。」・・・あちこちのお店の張り紙。
銭湯文化サポーター’sのHPも東北で入れるお風呂情報を提供していましたよね。私が行っていた市民センターのすぐ近くに錦湯があることはそこで知りました。
まだまだ復興は続きます。全国の皆さん、ご支援お願いします。

盛岡の梅の湯には、復興のお仕事の途中立ち寄りました。盛岡の市街地、県庁に近いところですが、古い写真館、消防の番屋、旧医専など、気持ちがいい街並みの中、バス通りから一本入った静かな通りにあります。盛岡に行ったのが月曜日だったのですが、盛岡の銭湯は大半が月曜お休みで、梅の湯が開いていて助かりました。
ビルの一階ですが、近所の人の話し声が聞こえる地元の銭湯です。
梅の湯 岩手県盛岡市本町通2−10−35 14時半〜21時 日曜日、第二土曜日お休み (盛岡市内にはもう一軒梅の湯があるそうです。)