「光」「闇」は対立しているようだが、そうではない。
「光」で照らせば、「闇」は消える。その逆は成立できない。
これは、対立ではない。
「闇」は「光」の無いところの言い換えであり、
「光」「闇」は互いに対立できるものではない。
だから、「光」あれば、「闇」は勝手に消える。
人は推定のみしかできないとは、言い換えると、
「光」を照らすのみしかないということ。
逆にいえば、否定は「闇」を推定すること。
無いものをわざわざ作ることになる。
言い換えると、
「闇」はそもそも存在自体がなく、現象としてあるにすぎない。
置き換える。
「光」→「心・意識」
「闇」→「現実」
「光」→「実」
「闇」→「虚」
②の稽古では、
相手を意識すると相手が存在することになるので、
自分の本来の目的に意識を向けるようにする。
(「気にしない」「知らないふり」は「気にする」「知っている」と同意。)
そうすることで、「闇」が消え、そもそも「闇」はないことに気づく。
これら仮の理屈が成立するか稽古を通して確認していく。