長い間利用者が増えなくて悪戦苦闘をしながら
デーサービスを何とか続けてきましたtが
やっとケアマネジャー様から紹介を頂き契約にこぎ着けました。
会社経営されていたご主人様が亡くなってから、娘様と
ご一緒に会社を受け継がれました。
毎日娘さんと一緒に出勤され、娘さんの手と足となり
二人三脚で、会社を切り盛りされてきたのです。
結構なご高齢にもかかわらず、事務方と電話番をしてこられました。
でも、ちょっとした事故で入院生活を余儀なくされてしまったのです。
入院って人間の残された能力を摘み取ってしまう魔物のようなものです。
入院までは元気に仕事をされていたのに、わずか二か月の入院生活を
味わっただけで、その人の人生を左右してしまいました。
悲しいしむなしさだけが残ってしまいました。
どうしてこんなになるかわからない、でも悲観していても
だめになってしまうので何とか前に向いて進むしかない。
残された人生をいかに楽しく過ごすお手伝いをさせていただくのが
私たちヘルパーの仕事です。
利用された最初は、デーサービスに来なくてはいけない
戸惑いで何度も帰る帰るの繰り返しでしたが、
今日は、娘と一緒にカレンダーの色付けをしている。
娘さんから、母は無趣味で何も興味を示さないと言われたが
おだてたり、すかしたりで童謡一緒に歌ったりもできるように
なってきた。
出来ないと決めつけるより少しでも可能性を見つけて
進めていくと、信頼関係ができ、心を開いてくださるっと
確信しました。
これからもより良い人間関係を築きヘルパーをしていきます。