10代から「女性手帳」導入/少子化危機突破タスクフォース

政府が、女性を対象に10代から身体のメカニズムや将来設計について啓発する「女性手帳」(仮称)の導入を検討していることが4日、わかった。医学的に30代前半までの妊娠・出産が望ましいことなどを周知し「晩婚・晩産」に歯止めをかける狙いだ。6月に発表する「骨太の方針」に盛り込む方向で調整している。
内閣府の「少子化危機突破タスクフォース」(議長・森雅子少子化担当相)は、妊娠判明時点で自治体が女性に配布する「母子健康手帳」よりも、早い段階からの「女性手帳」の導入が効果的とする見解を近く取りまとめる。子宮頸がん予防ワクチンを接種する10代前半時点や、20歳の子宮がん検診受診時点での一斉配布を想定している。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130505/plc13050511030006-n1.htm

◆少子化危機突破タスクフォースの開催・議事概要/内閣府
http://www8.cao.go.jp/shoushi/taskforce/
1 趣旨これからの若い世代が家族を形成し、子育てに伴う喜びを実感できると同時に子どもたちにとってもより良い社会を実現するため、結婚・妊娠・出産・育児における課題の解消を目指すとともに、家族を中心に置きつつ、地域全体で子育てを支援していく取組の推進等について検討を行うため、少子化危機突破タスクフォース(以下「タスクフォース」という。)を開催する。
2 構成員
3 検討事項タスクフォースの検討事項は以下のとおりとする。
(1)家族形成に関する国民の希望が叶えられない次の阻害要因の解消方策(※)
・「結婚・妊娠・出産・育児」の4つの段階の阻害要因
・「出産・育児」については、第1子、第2子及び第3子以降ごとに異なると考えられる阻害要因
(2)家庭と地域における子育ての向上に向けた支援の在り方
(3)早急に取り組むべき具体的方策
(4)その他取組の推進に必要な事項

◆「女性手帳」導入に関する声明/AJOP
http://osakanet.web.fc2.com/AJOP/techo.html

◆少子化危機突破タスクフォースではもっと実りのある議論がなされている。
http://blogos.com/article/61950/