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1学期 新しい環境の中では
子どもにとっては 当初思って想像したり、予定していたことと
違うことも 出てくることでしょう。
そんな 中学生になって1か月のA子ちゃんの事例を
ご紹介します。
中学生になったA子ちゃん。3人兄弟の真ん中です。
入学前には
「バスケ部に入る!。」
と 言っていましたので、お母さんも そのように思っていました。
でも、A子ちゃんは 違う選択をしました。
クラスほとんどの友達が 決めた部活に入る中で
「部活は やらない!」という選択をしたのです。
「帰宅部で。」と 言ったのです。
クラス40人中2人だそうです。
お母さんは びっくり。まわりの友達も 驚いているそうで、
A子ちゃん 曰く
「こんだけ 中学校に 重たい荷物を背負って行って
その後に 運動をして 帰ってくるのが6時過ぎて
きっと 勉強できないと思う。」
お母さんは
「途中で やめてもいいから、やってみたら?」
と聞くと
「いや、きっと 無理だと思う。
寝なきゃいけないし、食べなきゃいけないから。」
仲がいい友達は 部活に入っていて、しかも練習は 毎日でもないのです。
「帰りが 一人になるんじゃないの?」とお母さん。
A子ちゃん「うん、そうだよ。」
「さびしくない?お母さんは そこが心配。」
A子ちゃん「いや、一人は ほんと気楽でいいよ〜。」
先生も厳しくて怖い。忘れ物をしないようにと
神経をすり減らしている様子も 見えます。
A子ちゃん
「まわりの友達はね、みんな 青春だ青春だなんて 言ってるけど、
そんなわけ ないと思う。みんな浮き足だってる。
勉強 遅れちゃうと思う。
青春と言って 後から取り戻せなくなるのは 私は、いやだと思う。
選手になるわけじゃないから 今しなくてもいいから。」
お母さんは 観察をして A子ちゃんを日々よく見ています。
「緊張と疲れで いらだって 不機嫌なのは わかるんですね。
疲れているから 仕方ないかな〜って。
思春期で、やっかいな 難しい年齢でもある中、
学校の宿題の出し方も 大人扱いで 先生も厳しさが あります。
そんなこと1つ1つが Aちゃんの 判断材料として 影響があると思います。」
と お母さん。
最終的に Aちゃんの判断は 今部活には 入らないことでした。
お母さん 「朝、中学の隣にある 小学校の先生が 手を振ってくれて
『戻りたい〜』と言って
まだまだ 支えてもらっていると感じています。」
A子ちゃんは、自分の状態を感じていて わかっているから
迷わないで 決められたのでしょう。
A子ちゃんの不機嫌な事の理由が
部活に入る、入らないかを迷ったりすることや、お友達関係のことではなくて、
とにかく 疲れて緊張をしているから・・・ですので
お母さんは、尊重してあげたいと 思っています。
「やる気まんまんだったバスケを しなかったことで
A子ちゃんの 1本芯が通っている 新しい1面を見た そう感じています。
大人になったようで・・・、たった 1か月なのに
こどもって こうやって 成長するんだって 思いました。」
お母さんは Aちゃんの成長として 捉えていて、
A子ちゃんの気持ちを 理解しています。
A子ちゃんは 自分の状態が よくわかるので
今は 無理と感じても しばらくして
身体と心がついてきたら 次は やりたいという 選択も できることでしょう。
みんなと同じがいいとは 限りませんし、
すぐに 部活に入ることで その子の中で 何が起きるか
個人差も大きいでしょう。
Aちゃんという 一人の子どもが、今 どんな状況で
何を感じているか、
自分の心の声を聞いて 流されずに 行動に移している Aちゃんの自立心に
拍手を贈りたい気持ちです。
自分で考えて 自分で決める事
こどもって 環境の中で どんどん成長しますね。
あなたは 何を感じましたか?
子どもが リラックスして、前に進みやすい選択ができる環境を
作ってあげたいものですね。
暑さに気を付けて ・・・ 子育て ファイト!