内閣府の「女性手帳」に批判相次ぐ

内閣府の「少子化危機突破タスクフォース」が、少子化対策の1つとして提案した「生命(いのち)と女性の手帳(仮称)」。妊娠や出産にまつわる知識を知らせる目的で、来年度からの配布を目指す。一方、専門家や女性たちからは「女性の自己決定権を侵害する」などと批判が相次いでいる。このため政府は、男性を含めた希望者に限定して配布する方針を固めた。

内閣府によると、検討されている「女性手帳」は2部構成。妊娠適齢期など妊娠や出産に関する知識や、妊娠、出産の支援に関する情報を載せる「啓発・学習」と、健康データなどを書き記す「記録」の機能を盛り込む。高校・大学の入学時や成人式など、複数回の配布を想定している。
http://opi-rina.chunichi.co.jp/topic/20130523-2.html

◆少子化危機突破タスクフォースの開催・議事概要/内閣府
http://www8.cao.go.jp/shoushi/taskforce/