60年振の多雨と大雪に甚大な打撃を受けた内蒙(また中国北部)、畜産事業、大変心配しましたが、いま春を迎え、再建に懸命です。北部シリンゴルでは、一日の大雪で放牧中の羊が埋まって逃げられず、数千頭が凍死した牧場まで出ています。凍死は平均で1割を下らないだろう、廃業も同様とのこと。ドンホラA牧戸は、ホルチン砂地最南部に位置し畜舎育肥の為打撃は軽微でした。日本はすでに1週間早く梅雨入り、今年も多雨で冬は多雪の予報が出されており、事前に手を打つ慎重な経営を肝に銘じておられます。図は、激冬を凌いだ育肥牛(良く肥えています)に発酵・混合飼料を与える牧戸主・楊君兄と、手前で見守る娘さん。