木曜日、島田療育センター七病棟にお邪魔しました!
最初は東病棟から。
普段のベッドサイドコンサートは、動きやすい方がいいかと思ってこれまでは普段着で明るめの色の洋服を着ていたのですが、今回は、せっかくだからやはりドレスを着て行ったら皆さん喜んでくださるかも!!と思いついて、ピンクのドレスを持っていきました。
ボランティアルームで急いで着替えて、キラキラのアクセサリーをつけて、折たたみギターをもって、病棟ホールに向かいました。
ドアを開けると、すでにみなさん勢揃い。
笑顔で迎えてくださいました。
七病棟の東棟ではいつもリクエストがどんどん出されます。今回はリクエストがリストになっていて、なんとそこには「水前寺清子」の文字が!!
「水前寺清子さんのどの歌がいいですか?」と尋ねると、利用者のHさんが、はっきりと
「一本どっこの歌」
とおっしゃるのです。「365歩のマーチかな〜」と予想をつけていた私は、「一本どっこ」と聞いて、クラクラ〜となりました。
なぜなら、45年間ぐらい歌っていない曲だから。
それで、Hさんに歌詞を教えていただいて、主任さんにメロディーを歌っていただいて、
「そうそう!!そうだ〜!!」と思い出しながら、手伝っていただきながら歌い始めました。
その直前まで「あめあめふれふれ」「でんでんむしむし」と童謡を歌っていたのが、
一気に昭和歌謡の世界へ突入です。
「ボロは着てても心の錦
どんな花より綺麗だぜ
若い時や 二度ない どんとやれ
男なら
人のやれないことをやれ!!」
久々に歌ってみると、この曲、なかなか良い歌ではないですか。
ホッとしたのもつかの間、次に中島みゆきさんの「地上の星」のリクエストが出ました。
メロディーは分かっても歌詞が・・・
とその時、実習生の大学生の佐藤さんと佐野さんが有り難くもステージに出て一緒に歌ってくださったのです。
若い実習生さんのひたむきさがとっても爽やかで、コンサートは清々しい空気にみちて素敵なひと時でした。
なんと佐藤さんは陸前高田の出身で、「被災地でボランティアされたって、もしかして、陸前高田にも来てくださったのですか?」とわざわざ聞きにきてくださいました。
佐野さんは、ブログどうずれば見れますか?と私の名前を確認にきてくださったのです。
関心をもって、自分から話しかけてくださる若い方たちに接して、日本の未来は明るいぞ!!と希望の光りが見えたような、嬉しい出会いとなりました。
実習生の佐藤さん、佐野さん、草間さん、がんばってくださいね!!
東棟で40分も過ごした後、今度は西病棟に向かいました。
すると、こちらも素敵なステージが作られていて、「初夏のコンサート」とタイトルまでついているではありませんか。そしてなんと、歌う前から花束贈呈が。
利用者の皆さんが風船で作った、大きな花束をいただいたのです。
この写真がその花束です。きれいでしょ?
西病棟では、「365歩のマーチ」や、「雨ふりくまの子」を職員の皆さんに歌詞を教わったり手拍子をしていただいたりしながら、皆で楽しく歌いました。
いや〜それにしても、皆さんの熱気と明るさ、凄いです。
いつもパワーをいただきます。
しかも今回の発見は、やはり、ドレスを着るとスイッチが入るし、皆さんも喜んでくださるということでした。
せっかっく持っている衣装だから、次回もドレスに着替えて病棟にお邪魔することにしますね。
☆(*^_^*)☆来週は一病棟と5病棟を訪問します。ではではみなさんお元気で〜♪
追伸で〜す:
「アルビレオコンサートページ」も更新されています。どうぞ覗いてみてくださいね!!