6月のコラボ談話室を開催しました!

6月1日(土)、「コラボ談話室」を開催。参加者は初参加1人を含む14人。今回は初めて、濱崎定也さんの進行のもと、話題提供なしで、参加者が「私をつくった親からの一言」を出し合いました。
母は「いろいろなものを無駄にしないように」と言っていた/高校の地理の先生が言っていた「旅をしたら地図を入手しなさい、一番高いところに登りなさい、電車で終点まで行きなさい」を良く覚えている/その先生は「現場、現実、現時点などの”現”を大切にしなさい」とも言っていた/明治生まれの真面目な父は歌も歌わなかった/

祖父が言っていた「お前は何になるか」が原点になって、組織の中で何をするかを考えるようになった/母は「いじめられてもいじめてはいけない、泣かされても泣かせてはいけない」と「言っていた/父母が言ったことよりも、地域の人に信頼され、黙々と仕事をした父母の姿を見て育った/寡黙だった父が高校合格の会食の席で言った「良かったな」が印象的/兄弟が多かったこともあり、父親の「大学までは面倒見たる(あとは自立しなさい)」が印象的/戦後の伊那の小学校の小遣いさんが切れた鼻緒をこっそり直してくれていたのが印象的/

「他人地のスイカを食べた者がいる」と翌日の朝礼で言われて「ウソはばれる」と心に誓った/「目の前のことはだませるが、天はだませない」(母)/ウソも時には許されるが、最終の何(目標)のためのウソかが大切/ヒトラーは「ウソをつくなら大きいウソをつけ(ならバレない)」と言った/人の役に立ちたい(役に立たないなら生きても意味がない)と思って生きている/瀬戸内寂聴は「人の役に立たない老人は早く死ね(人の役に立つ生き方をしよう)」と言っている/

母は「回りに大勢の人がいようと平然としゃべりなさい(おじけず真意を伝えなさい)」と言っていた/まず自分・次に家族・最後に社会の役に立つ生き方をしたいと考えている/「役に立つ」はそれぞれの人の置かれた状況で異なるのでは?/今日の話の中で「迷惑をかけない」「役に立つ」「自立」が興味深かった/サルトルが「子に対して親ができることは死ぬこと」と言ったように若い世代の飛躍を見守りたい

家族、先生、小使いさんなどから学んだいろいろな言葉が出されました。今後も話題提供なしの談話室を計画したいと考えています。

次回の予定は、次のとおりです。
土曜日の朝、いつもより少し早く、ふらりとお出かけください。
 ■と き:7月6日(土)10時〜12時
 ■ところ:2階多目的スペース(コラボ事務室横)
 ■テーマ:「みんなで聞きます“私の話”」(進行:熊谷邦夫さん)
「話して・聞く」は、人の心を元気にし、ほっこりさせてくれます。「日頃のモヤモヤ感」や、ちょっと言ってみたい、誰かに聞いて欲しいなど、まずは自分の話で、世代を超えた会話により、次の何かを見つけたい。また、心に余裕をもって聞いた話には、多くの学びと楽しさがあります。どんな話や見方が出るのか、ちょっと興味も出てきます。ゆったり気分で、まずは話を聞き、語り合う場を楽しみませんか?
(やまもと)