被災地気仙沼でゲーム研修会

2013年5月16日夜

昨年12月在宅被災者とゲームを楽しんだあと、中心になってくださったお二人から
「集まりのときに手指体操だけでもやりたいが進め方が難しいので教えてほしい」
との声が上がったのでした。

テキストを差し上げて、次回必ず手ほどきしますと約束しました。被災した家屋を改修してボランティアのための宿として開放している「ボラ宿・若芽」で、今回は小さな研修会を開催。

医療健康相談に訪れた小田原の内科医T先生、医療支援コーディネーター、ボラ宿主人、京都府立医大生たちを巻き込んで、6名の研修会ができました。

内科医のT先生からは「こんな素晴らしい活動があるのですね、これは全国に展開しなければいけない、関連するデイサービスに持ち帰って直ぐ教えます」と力強く言って下さいました。

また医大生もとても興味を持ってくれて、京都に戻って機会があれば実際のゲームを体験したいと。お二人にもテキストと講義録をプレゼント。

ボラ宿には、何冊かテキストとチラシを置かせて頂いています。
「この間、医療相談にみえた○○先生が持って帰ってテキストの在庫がない」とのことで、手持ちをプレゼント。

小さな力しかないスリーA方式ゲームでのお見舞い活動ですが、被災地現地での出会いは大きな希望と勇気を頂いています。

機会を見つけては足を延ばしての活動を、これからも続け、一か所でもお一人でも笑顔でスリーAゲームを楽しんで、元気を回復して頂けるようにと願います。

運営委員 福井恵子