松尾湿原の植生調査活動と”ホタル観察の夕べ”

・期 日 2013.6.15
・場 所 宝塚自然の家
・参加者 小川、山本、石原、伊藤(格)、伊藤(千)、東田、国田、森田、西川、森川(久)、西村(昭)、岡崎、岡、豊買、安藤、岡澤、山根、戒田、赤松、日後、川本

 本日は夕方から宝塚自然保護協会主催の”ホタル観察の夕べ”が開催されるのでいつものようにマイクロバスとは別に2台の乗用車で集合場所の宝塚駅前を出発しました。
 まず、松尾湿原の観察広場に新規に加入された2名の女性会員を含めて総勢21名の会員が集合しました。
 昨日までの真夏の様な暑さから久しぶりの小雨となり、雨カッパなどを着て手分けし湿原内の植生調査に着手しました。
 本日はササユリ、ヤチカワズスゲ、オタルスゲ、ゴーソ、シライトソウ、と昨年見つけたヤマトキソウを湿原地図に記録しました。
 写真右上 湿原内に咲いているササユリ。

昨年初めて松尾湿原で観察されたハッチョウトンボは、期待されたように湿原内の湿地を飛び回っているのが今年も確認されました。 これからはこの季節の松尾湿原での楽しみがまた増えたことになります

写真右 羽を休めているハッチョウトンボのメス 
 昨年発見者である伊藤会員によると本日は6匹いると。(筆者は2匹だけしか見つけられませんでした。)

写真右 松尾湿原に来られた見学者に観察橋の上からハッチョウトンボを観察してもらっています。

写真右 本日の集合写真
 小雨が降り続いていたので事務所前に集合しました。

 雨は昼食頃から小降りながら本格的になり、予定していた樹木の枝切り等の保全活動は中止として夕方から開催される”ホタル観察の夕べ”に参加される8名と別れて13名の会員はマイクロバスで帰りました。

 追記;(ホタルの観察会に参加された小川代表から)
 夕刻から開催されたホタルの観察会は一般参加者は子供を含め合計25名でした。 ホタルの数は、自然の家を出て、最初の橋のところまでは、今年はほとんど飛んでおらず、寂しい限りで、心配しましたが、橋を渡ってからは、道の向こう側(自然の家側の川と樹木のあるところ)を含め、昨年並みの飛翔数でした。なお、午後から降り続いていた雨は観察開始頃には完全に止んでいました。

 本日雨の中で調査活動、又観察会の準備等を遅くまでされた会員の皆さんご本当に苦労様でした。(%雨%)(%くもり%)(%ニコ女%)(記;川本)