黒川地方の粽作り その①

6月1日。兵庫県立一庫公園にて、「きららの森のキッチン」の日。
今回は粽作りなので、旧の節句に合わせての日どりです。
挽きたての、能勢のお米を粉を使い、
杵と臼でついて、粽を作ります。
まずは、ボウルにお米の粉と水、塩を合わせて、
子どもたちも一緒に、しっかりこねます。
そして、生地を包むナラガシワの葉を採りに、
公園内に出かけます。

採ってきたカシワの葉は、丁寧に見ながらきれいに掃除。
洗って熱湯につけ、これで粽を包みます。
一方、キッチンではお昼ご飯の準備。
子どもたちも一緒に、野菜を洗って、切っていきます。
きららの森では、子ども包丁を常備しています。
写真を撮りそびれてしまいましたが…
小さい子たちも、
大根・玉ねぎ・にんじん・きゃべつ…
上手に切ってくれました。

さて、こねた米粉の生地は、
おくどさんの蒸し器で蒸します。
そして熱々の生地を、杵と臼でつきます。
ひとくら森のクラブの男性スタッフがしっかりついた後は、
子どもたちの出番!
子ども用の杵を手に、
お母さんと一緒に、ぺったんぺったん!

♪おもちつき ぺったんこ〜♪
歌が終わったら、他のお友だちに交代です。
おいしい粽が、できますように…

粽の生地が蒸しあがったら、今度は葉っぱで包みます。
川西市最北端の黒川地方での、
伝統的な粽の作り方です。
皆で採ったナラガシワと、地域で採ったチガヤで包み、
イグサを巻いてとめます。
まずはスタッフの見本です。

[その②の記事に続きます]