おはようございます。
ご了解をいただいて、お母さんの体験を紹介します。
今年、年中さんになった 4歳のAちゃんは
なかなか 保育園に馴染むのに時間がかかって
1年たって ようやく 泣かなくなりました。
そう、いつも お母さんに
「ママと一緒がいいよ〜。」と 泣いていたのです。
とても 気持ちの豊かな 女の子です。
そのAちゃんの遠足が ありました。
お母さんは、こっそり 見つからないように
後ろから ついて行き、
実際の様子を 終始 隠れて見ることに なりました。
いつも お母さんと 離れたくない Aちゃん。
どんな様子でしょう?
お母さんは 黒子のように 隠れながら どきどきでした。
すると 見えてきたのは、
Aちゃんのお母さんも 見たこともないような
とびっきり 大きなニコニコの笑顔です。
さらに 水に入ると、
キャーキャー叫んで おおはしゃぎでした。
そんな様子を見て、お母さんは安心して
A子ちゃんが家に帰ると 声をかけました。
「ねぇ、今日は 遠足どうだった?」
Aちゃんの返事は・・・「別に。」
そこに 4歳Aちゃんの楽しそうな表情は ありません。
お母さんは 耳を疑いながら
(だって あんなに楽しくしていたじゃやない・・・)と思いました。
さらに 「水遊びをしたんでしょう。 どうだったの?」
Aちゃん 「すごく冷たくて、すぐ出たかったんだ。」
もし、お母さんが 遠足のAちゃんの様子を見ていなくて
この言葉だけを聞いたら・・・ それをうのみにして
せっかくの
遠足も あんまり楽しめなかったんだ・・・ そう 思ったことでしょう。
子どもの言葉や 態度には 何か 理由があります。
Aちゃんには どういう思いがあって
楽しかったことを 少しも話さないのでしょう?
あなたは どう 思いましたか?
この話を聞いていて、私が感じるのは・・・
Aちゃんが お母さんに受取ってほしい気持ちは
お母さんと一緒にいることが 一番なの
保育園じゃないの
という 気持ち。
そうまでして 伝えたい気持ち。
もし、遠足が楽しかった!と話したら
お母さんは 翌日から また 保育園は楽しいね〜と言いながら
Aちゃんを 保育園に行こうね〜と 促すことでしょう。
いつも 子どもは お母さんが1番で
お母さんが 大好き。 大切な存在。
そして お母さんにも そう思ってほしいし
お母さんに 愛されていると感じていたい事でしょう。
その子どもなりの 自己表現があります。
きっと そのヒントは 普段の態度や、言葉の中にも
見え隠れしています。
子どもの気持ちを 感じる
親として 私たちは 子どもの話を聞きますが
子どもの言葉には 目に見えませんが
受けとってほしい「気持ち」が そこにあります。
あなたは どう感じましたか?
あなたの子育てにこの事を 活かすとしたら
今日から あなたは どんな行動を心がけたいですか?
今日も 子育てファイト!