砂漠化で廃屋、杏は季節を忘れずに実をつけた、だが主はいない!

冬季は極寒の山岳部、植物も半年しか活動できない、実はこれが内陸部の大半を占める。井戸堀の技術が導入されてここに定住した牧民も、その後の砂漠化で平野部へ撤退した。既に世界人口の半分以上が都市部に集中し、移住して残された平地や丘陵部等が砂漠化する、これが世界中で起っています。ここに入植した牧民は永住の地と考え杏を植えたのですが、まさかこんなに急速に砂漠化に襲われるとは夢にも思わなかったことでしょう。「故郷の廃家(Hays;Uチューブ)」は日本だけでなく、特に途上国で急速に進んでいます。ここで家を起すには極寒に耐える羊を主とした複合経営方式を工夫し、その林を多面的に活用した循環型地域経済を創ることです。