いつか多磨全生園(たまぜんしょうえん)でコンサートをしたいというのが心のどこかにずっとありました。
思い立って何度もHPをみてはいたのに、その一歩がなぜか踏み出せずにいました。
先週、思い切ってメールをしてみました。
すると、とても温かなお返事が担当のKさんから届きました。
この方にぜひお会いしてみたい。
そんな想いが背中をおしてくれて、
昨日、見学と打ち合わせに行ってきました。
昨日7月11日は、東日本大震災から2年4カ月めの日です。
東村山の多磨全生園。
とても遠い所だと思っていたのに、
実際に訪問すると、
こんなに近かったのだ・・・
というのがバス停を降りた時の印象です。
自分の気持ちが勝手に遠い場所だと思いこんでいた・・・
何も躊躇する必要はなかったし、
もっと早く来たかった
来るべきだった
そんなことを悔やみながらも
朗らかでさっそうとしたKさんの案内で
東京ドーム8個分の広大な敷地内を歩きながら、
ここで暮らした方々はどんな思いで生活されていたのだろう
100年前の人々の暮らしを想像しました。
そして、今ここで生活されている多磨全生園の方々と
昔の懐かしい音楽を一緒に楽しみたい
早くそれが実現しますように・・・
そんな想いにかられました。
写真は、多磨全生園敷地内にある国立ハンセン病資料館の玄関前の花壇です。
まるで少女がかぶる帽子のように可愛い形です。
ぼうしのつば全体にお花がかざってあるような、そんな花壇でした。
受け入れてください、案内をしてくださったKさんとの出会いに、心から感謝します。
☆(*^_^*)☆