日 時 平成25年7月22日(月)
場 所 園田学園女子大学
主 催 シニア専修コース
室町時代の面影を色濃く残す播磨の上鴨川住吉神社の神事舞が
国の重要無形文化財に指定されており、祭礼の時期には遠く関東
からも見学に来られるとのことです。
上鴨川は、西国と京都を結ぶ西京街道(西国街道の裏道として、
中世から近世には広く利用)にあります。
古代には、摂津住吉神社の神領でしたが、中世にはこれが荘園(私有)に、そして近世には幕府領となったところです。
また祭神は、天照大神・神功皇后・イザナギ神・イザナミ神・・・・・・です。
祭礼は、毎年10月4日(宵宮)、5日(本宮)に行われていましたが、近年の祭日は4日・5日に近い土・日に変更された由です。
神主や禰宜は氏子が交代で務め、祭礼の世話役・宮座もまたしかりです。
宮座には、「若衆」「清座」「年寄」と階級があり、その年寄の中から横座(代表)・副横座(副代表)が選ばれます。
宵宮・本宮で演じられる神事舞は、神楽・王の舞・獅子舞・田楽・猿楽・神の相撲・・・・・等々で構成されているとのことでした。