ことし3月までの1年間に、全国の児童相談所が把握した児童虐待の件数は、前の年度よりも6800件以上増えて、およそ6万6800件と過去最多に上ったことが厚生労働省のまとめで分かりました。
都道府県別では、大阪府が9875件と最も多く、次いで神奈川県が8324件、埼玉県が4853件となっています。
また、11年度に虐待で亡くなった子どもは99人(うち無理心中は41人)にのぼった。
主な加害者は「実母」が57%で最も多く、「実父」は19%、「実母と実父の両方」が9%だった。虐待の種類では、殴るなどの「身体的虐待」が66%、食事を与えないなどの「ネグレクト」(育児放棄)が28%だった。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130725/k10013291631000.html
◆子ども虐待による死亡事例等の検証結果及び児童虐待相談対応件数等
http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=146181&name=2r98520000037bag.pdf