「リーダーの条件」 前編

いつも通るご近所の「植松観音堂」の入口に

右のような張り紙がしてありました(%笑う女%)(%晴れ%)

媚びない

キレない

意地を張らない

(全日本ラグビー監督 平尾誠二氏)

深い…。

更に思うことがあります。

リーダーにまず求められるのは「強烈の主観」、

それに併せて「強烈の客観」なのではないか?

…ということです。

「強烈の主観」とは、『リーダーの強烈な想い』です。

誰が何と言おうともやり遂げるゾ!という確固たる篤い想いです。

そんな想いに人々は魅せられ共鳴し、

自然と集まって来るのではないでしょうか。

その想いの中には、「組織がどう在るべきか?」

「組織員にどう成って欲しいのか?」、

また「地域社会にの為にどんな良い波及効果を与えられるのか?」

…そんなことが、その篤い想いに含まれています。

一方「強烈な客観」とは、リーダーである

自分や組織全体を客観的に見続け、

的確且つスピーディーに「強烈な主観」をベースに、

組織の目的達成が成されていっているのか?

冷静に分析し、正しい判断や言動を成す為の基礎になります。

すなおに柔軟に…常に自分自身に問いながら、

人の意見を聞いて謙虚に改善し続け、

組織活動の効果を最大限に押し上げていきます。

「強烈な主観」と「強烈な客観」は、

一見相反する…対立する概念ですが、

リーダーは相反する“陰陽”のバランスを常に的確な状態に保ちながら、

あらゆる人や事象に調和をしにかかるべきだと、私は考えています。

ただ「強烈な主観」が、リーダー個人の欲・煩悩から発せされていたり、

少しでも混ざっている…、

また逆に「強烈な客観」が強過ぎて、

己の主観・アイデンティティーが薄くなると、

あらゆるモノに振り回され、浮草のように漂い続けます。

これらなアンバランスな…本来のあるべき姿ではない組織体は、

世の中に“徳”どころか“罪”をバラマキ続けている状態で、

そのような組織やリーダーが意外にたくさん存在しています。

私たちはそのあたりの組織やリーダーの見極め(心眼力)が必要となってきますし、

既にリーダーである方々は、以上のようなことを常に意識をされ、

常に自己点検(常に修業・ブラッシュアップ) された方がいいように感じられます。

時系列で組織や人物を観察しておりますと、

面白いもので、見た目から罪を積み続けていると分かる人や組織だけでなく、

見た目に“徳積み”して内容は“罪作り”している人や組織は、

確実に停滞や衰退をしています。

見るところ、見た目も中身も罪(悪)なものよりも、

「見た目:善、中身:悪(=他人に言ってることと、自分がやってることが正反対な人)」

という人物や組織の方が、罪が重いようで、

そんな人物や組織が堕ちるスピードは早いようです。

肝に命じて、私自身、

あらゆる組織活動を展開して参りますっ(%笑う女%)(%王冠%)