もし、家族や自分が認知症になったら 知っておきたい認知症のキホン/お役立ち情報

「もしも、親や身近な人、あるいは自分自身が認知症になってしまったらどうしよう…」そんな不安を抱いたことはありませんか。そもそも、認知症とは?症状が出たらどうすればいい?家族や周囲は、本人とどう接したらいいの? 困ったときに気軽に聞ける相談先は?

1.認知症ってどんな病気?
〜記憶や判断力の障害により、生活に障害をきたす状態
「認知症」とは老いにともなう病気の一つです。さまざまな原因で脳の細胞が死ぬ、または働きが悪くなることによって、記憶・判断力の障害などが起こり、意識障害はないものの社会生活や対人関係に支障が出ている状態(およそ6か月以上継続)をいいます。

2.どんな症状が出るの?
〜周囲の現実を正しく認識できなくなります
認知症には、「中核症状」と「行動・心理症状」の二つの症状があります。

3.予防方法は?発症したら治らない?
〜日ごろの生活管理と早期発見・治療が大切
認知症の早期発見・早期治療につなげるために、自分自身や家族・同僚、友人など周りの人について「もしかして認知症では」と思われる症状(詳しくは後述)に気づいたら、一人で悩まず専門家などに相談しましょう。

4.家族や周囲はどうすればいいの?
〜認知症を正しく理解し、さりげなく自然なサポートを
認知症になる可能性は誰にでもあります。認知症を患った方々の心情も様々です。また、「認知症の本人は自覚がない」という考えも大きな間違いであり、最初に症状に気づき、誰より一番不安になって苦しむのは本人なのです。

5.高齢でなければ発症しない?
〜働き盛りの世代でも認知症は発症します
働き盛りの年代でも発症するケースがあり、65歳未満で発症した場合を「若年性(じゃくねんせい)認知症」といいます。厚生労働省によると(※)、全国における若年性認知症の有病者数は約3万8千人おり、そのうち50歳以上が8割超を占めるとされています。

◆詳細は、お役立ち情報HPをご覧ください
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201308/1.html

◆認知症・地域支援マップ
http://sasp.mapion.co.jp/b/e-65/

◆全国もの忘れ外来一覧 /公益社団法人 認知症の人と家族の会
http://www.alzheimer.or.jp/?page_id=2825