岐阜県関市洞戸 見性寺本堂でのスリーAゲーム

2013年8月8日午前10時半〜12時半
岐阜県関市見性寺でのスリーA方式認知症予防ゲーム
(報告とゲームの簡単やり方も添えて)

日本列島熱波が襲う中、JR高山線那加駅で佐々木典子先生(NPO法人認知症予防ネット韓国支部長)…スリーA方式の認知症予防ゲームを韓国に導入・テキストをも翻訳・出版(8月1日発行)されました…が出迎えて下さいました。

見性寺は佐々木先生が生まれ育たれたお寺なのです。故郷にスリーA方式の認知症予防ゲームを紹介したいと仰られ、夏休みに里帰りをされた忙しい中での日程調整もスムーズの実現でした!

佐々木先生の車で4〜50分走って岐阜県と言えば長良川、ちょっと傍を走ったらしい(^^;;が、支流の板取川をぬけ、だんだん山に近づいてきました。スリーA方式のお話、韓国でのご活躍の話しなどを聞かせていただくうちに、あっという間に見性寺到着。

となりのトトロのような日本古来の村、山の前にお寺、お寺の前に民家、畑・田んぼと続く懐かしい風景がそこにありました。…と言ってもお寺の前も、舗装道路です。

山が見えるお部屋で、熱いおしぼり、素敵な器で「くず饅頭」お抹茶、冷たい麦茶のおもてなしを受け本堂へ。ご本尊様の前でのスリーAゲームをさせて頂くお許しをお願いしました。既に20名近くの方々がお集まりでした。

長寿会の会長さんからの挨拶、佐々木先生の挨拶に続き、スリーA方式ゲームを始めました。みなさまは「認知症予防の話」を聞きに来られた様子でしたが、私に頂けた時間が1時間半でしたので、私は簡単に自己紹介をして直ぐに手指のゲームに入りました。その前に、席替えのお願いをして男性ばかり固まらないようにしました。気持ち良く代わっていただけて嬉しかったです。

こちらの地区はお元気な方ばかりで、認知症予防のことなど要らないのではないかと思われましたが、「転ばぬ先の杖」の脳活性化ゲームで笑いとコミュニケーション・脳活性化でいつまでもお元気でいて下さるように、楽しく笑って頂きたいとはじめました。

お庭のあるお家、農作業もされている方などが多く、指の運動はスムーズでしたが、指を折り曲げて1から10まで数えよう(1〜10=両手の親指から順番に指を折り、6以降は折り曲げた小指から順番に指を伸ばして行く。10は両手を広げた元の状態、声を出して皆で数えます)の次が難題です。難しいバージョン(右手の親指だけを折って左手はパーがスタート)では、あちこちで出来ない〜の声が上がり、笑いながら止めてしまう方、出来ないのは何でだと復習する方、色々と賑やかでした。

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「1・2・3〜数え歌」は、両手グーの状態から、両手親指を立てて「1」、両手人差し指を出して「2」、両手中指を出して「3」、「4」は両手パーから親指を折った四、両手を大きく広げてパーにして「5」。この数え方を「ゆっくり、お仲間さんの様子を見て、ゆっくり、ちょっと早く、スピードを上げて」などと何度か練習をして、数え歌に入ります。

「1」と指で示すのは普段なら、利き手の人差指ですが、この数え歌のときには、両手親指を立てたのが「1」になります。「2」はピストルの真似の「2」です。慣れないとなかなか指が言うことを聞いてくれません。

歌詞は、
1・2・3 4の2の5
3・1・4の2の4の2の5

地方によっては
1・2・3 2の4の5
3・1・2の4の2の4の5

最初はゆっくり歌わないと、お仲間さんの手はまごまごしてしまいます。間違えて頂くのも一案ですが、出来る喜びは大きいので、ゆっくりから始めます。歌を覚えたら簡単にできるようになりますよ〜と声をかけます。普段使わない指の使い方をしますので、頭と手の運動になります。

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グーパー体操は、右手をパーにして前に突き出し、左手はグーで胸に当て、次は左手をパーにして前に突き出し、右手はグーで胸に当てます。この繰り返し。練習を何度かしながら、歌(どんぐり)を歌います。お仲間さんにも歌って頂きます、遠慮がちな小さい声のときには「大きい声でどうぞ」と大きな声を出して頂くように声をかけますと、みなさん精いっぱい声を出して下さいます。

童謡や小学唱歌を思い出し(記憶の引き戻し)ながら大きい声(発声機能)を出しながら、耳で聞いて(聴覚機能)音程を揃えながら歌って頂きます。ルール(右手がパーで左手グーで前突き出し胸に当てる)を覚えて最後まで継続し、加えて指と腕の運動をしています。色んな機能を同時に使ってのグーパー体操です。「…しながら」が出来にくくなった高齢者の機能訓練の意味もあります。

グーパー体操の難しいバージョンは、前に突き出す手を反対にグーに変えるだけなのですが〜〜不思議なことに前に突き出すグーが、何故だかパーになり、慌ててグーにしたりと、初めての方は???ほとんどの方が笑いながら、中には大笑いをされます。こんな簡単なルール変更なのにできないのは何故なのか?と笑ってしまうのでしょう。私も最初は出来なかったのです。若者だから出来るとは限らず、かえって出来ない人が多いかもしれません。

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次は、チョキとグーを使います。チョキ・人差し指と中指を出してチョキ。このチョキは高齢者は普段からあまり使わないので、出しにくくなっています。昔慣れたチョキ、ピストルの形のチョキを出す方も居ますが、今回のチョキは、人差し指と中指です。右手をチョキ・左手をグーにして、チョキの上にグーを乗せて「何に見えますか?」「でんでんむし」「かたつむり」と答えて頂きます。次に、左手をチョキ、右手をグー、チョキの上にグーを乗せて下さい。この繰り返しですよ〜。

この時、チョキとグーをそのままで、上下を入れ替える方が多いことに最近気がつきました。そうするとグーの上にチョキが来て、新種のカタツムリが出来るのです。声のかけ方(説明)を工夫しなければと考えています。

どうしてもチョキが上に来る方も居ますが、新種が出来ても大丈夫、間違っても脳がより動きますからお得ですよ〜右手と左手の運動ですよ〜などと声をかけます。出来ない方が多い時には「他には内緒ですが、皆さんだけにコツをお教えします。グーを乗せたときに下の手をチョキと出すと良いですよ〜」とコツを掴んでいただきます。

やはりチョキは出しにくいようです。幼児教育をされていた方が「2歳になった時に、指で示す二歳のチョキはとても苦労をするのですよ、高齢者になるとその頃に戻るのでしょうか?」と話されていました。

「右がチョキ、左がチョキ」と全員で声をかけながら繰り返し練習しながら、揃ったところで「でんでんむしむし かたつむり ・・・」と歌います。リーダーは歌いだしをはっきりと大きく発声させなければなりません。躊躇しているといつまでたっても「右がチョキ、左がチョキ」のかけ声ばかりです。

この「でんでんむし」は2番まで歌っても1分足らずのゲームですが、この中には幾種類もの違った脳機能を同時に使って脳の活性化を促しています。

例えば、
①ルールの説明を良く聞いて理解する
②二番を歌い終わるまで記憶の継続訓練
③指の屈伸で脳の刺激
④腕をほぼ肩の高さに構えるので、筋肉の運動
⑤歌詞を思い出す
(1番“頭出せ”と2番“目玉出せ”正確に覚えなおす)
⑥リズム感が身につく
⑦大きな声で歌って発声機能を活発にする
⑧音程・声を揃えて歌うので聴覚機能を働かせる

他のゲームでも同じように幾種類もの脳の機能を同時進行で「…ながら」知らないうちに脳の活性化をしています。

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茶つぼ…まず、左手を茶つぼに見立てて、ふっくら輪にします。右手で左手に蓋して、底して…と茶つぼに見立てた左手の上(蓋)に置いたり、下(底)に置いたりと上下に動かします。次は右手を茶つぼに見立てて、左手が、蓋・底にします。その繰り返しです。

みなさんお上手に出来ていました。最初はもちろん、右だったか左だったか、蓋か底かとこんがらがっていました。知らない遊びだった方も多かったですが、歌詞のとおり、「茶つぼにゃ蓋がない、底とって蓋にしよ〜」と歌詞通りになれば良いのです。これも歌詞を覚えて下さいね、必ず出来ますよ〜と声をかけます。

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グーチョキパーは、ゆっくりから少し早目、最後は超特急になる運動量が多くなるゲームです。やり方は簡単、手は延ばさないで「グーチョキパー パーチョキグー」と必ず声を出しながら手も動かし、の繰り返しです。

はじめは…ゆ〜っくりと「グーチョキパー、パーチョキグー、グーチョキパー、パーチョキグー」と退屈するくらいにゆっくり長—く言い進めます。自然と皆がこんなにゆっくり〜?と思い始めたころ、ちょっと言葉を強めてリズムを付けて「グーチョキパー、パーチョキグー」と繰り返します。高齢者が多いとチョキが出にくいので、グーパー?もたもたとする方がおられますので、全員を見渡して見かけたら、その方にアイコンタクト、笑顔で「大丈夫、良い調子、そうですよ〜」とエールを送り続けます。

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今までのゲームでも、輪になった参加者の動きを見てやりにくそうな時には、しっかりとアイコンタクトでエールを送ります。その方は一生懸命について来られますので、ころ合いを見計らって、次に進みます。遅れる方を置いてきぼりにするのは、認知症予防ゲームでは目的逸脱です。どうしても理解をされていないときは、自分の説明不足を謝り、もう一度最初から説明をしますと、理解して下さいます。それでも理解できない場合には「席替え」で、その方のお隣に座ります。耳が聞こえにくく説明が聞こえない、目が見えにくくリーダーの手の動きが見えないなどで理解されていない場合が多いように感じます。「説明が聞こえなかったのですね、遠いから見にくくて判らなかったのですね、失礼しました、お隣に座らせていただきます」と一言お詫びをしてリードを続けます。

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グーチョキパーの続き、語尾を強めて、ちょっと早くなりそうな雰囲気を出して、早くします。「グーチョキパー、パーチョキグー」次第にスピードを速めていくと、グーチョキパーと言う口と手の動きが合わなくなり、リーダーの超特急についていけなくて、全員笑って出来なくなります。

「もう少しやりやすくしましょう〜」と背もたれに寄りかからないように椅子に浅く座って頂きます。「グーのときには、グーっと肘を後ろに引いて胸を広げます。チョキのときにはチョビットだけ前にチョキ、パーのときにはパーっと前に突き出しましょう、良い運動になりますよ〜」
進め方は、前と同じで初めはゆっくり、次第にスピードを上げます。

運動が嫌いな方も、このあたりまでゲームが進むと、上着を脱ぐ方も居られるほど汗ばんで良い運動になっています。

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此処で時計を見ると、既に11時半、「12時に終了でしたね?」「いや気にしないでやってください!」とにこにこ笑顔で会長さんのお返事でした。お言葉に甘えて2時間コースに変更です。

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少し輪を小さくして頂きました。これからは、お隣とのタッチが加わるリズムとお手玉回し、ドジョウさんです。

リズム2拍子。自分の膝をチョン、右隣の左膝にチョン。自分の膝、左の人の右膝。の繰り返しです。

ここで事件発生!右と左の不得意な方を発見!どうしても右のときに左へ向き、左のときに右に向かわれます。「私と一緒で、右と左が苦手な方が居ましたっぁ〜」と大仰に言い、「昔から右と左が苦手だったでしょう?私も駄目なんですよ〜一緒です!済みませんが席替えをして、お隣に座らせていただきますね〜」と席を代わっていただきました。

お隣に座ると何でもなかったように安心して、右も左も間違わなくなりました。間違いを指摘しないのが良いのですが、右と左の間違いはゲームに支障が出ますので、苦手意識をうまく使って笑いに変えることがご本人の恥にならなくて良いことだと考えています。

自分の膝、右、自分、左と声を出してスピードを上げて行き、リーダーは目配り、輪を見渡して全員がリズムに乗れたところで、1,2,1,2、と歌に入る準備をします。ここでもリズムに乗れない人を置いていかないことです。「もしもし かめよ かめさんよ〜」と皆で歌って頂きます。人数の割に小さい声のときには「大きい声を出しましょう〜」と発声を促すと、どこの会場でも大きな声が出るようになります。自分、右、自分、左と手を動かし大きな声で歌ううちに脳は活性化、頭も心も身体も温かくなります。

2拍子は上手に完璧でしたね〜と拍手して褒め称えます。

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三拍子は、自分の膝、右隣の人の左膝、前でチョンと拍手、自分、左隣の人の右膝、前でチョンと拍手の繰り返し。

前でチョンが出来ないときには、自分の膝を二回、自分、自分、右、自分、自分、左としますが、今回は見本を示しただけにして、前でチョンが出来ました。お一方、チョンが出来なくて、途中で止まってやらない方が居られましたが、「大丈夫ですよ〜やれますから〜」と声をかけましたら、少し遅れながらも出来ていました。リズムに乗るまで少し時間がかかりましたが、みなさん辛抱強く自分、右、前でチョン、自分、左、前でチョン。を繰り返して下さり全員がリズムに乗れて良かったです。リズムに乗って、1・2・3、1・2・3、と歌の準備です。「うさぎおいし かのやま〜」故郷を歌います。3拍子は難しくて前でチョン、でまごまごしますので、大きな声で歌って下さいとお願いして、リーダーは前でチョンと手を打つときに「チョン」「チョン」と合いの手のように入れることもあります。3拍子は難しいリズムですが、みなさんお上手でしたね〜と拍手をします。

4拍子「富士山」。自分、右隣の左膝、そのまま上に手を持ち上げて、右の人の肩、前でチョン、自分、左隣の右膝、そのまま上に手を持ち上げて、左の人の肩、前でチョン。の繰り返し。4拍子の歌は長くて、いつになったら終わるのかな?と疲れもあり思いますが、世界遺産登録のお祝いに歌います。「久しぶりに歌った」「こんな歌詞だったね」と懐かしそうに歌い終わって言われる方もいらっしゃいます。

30名の大きな輪で、広縁から射す光で、真向いの方々が逆光で表情が判らなかったのがこのゲームで一番苦労でしたが、リズム2拍子はすんなり、3拍子は、ちょっと〜と言う方がいらっしゃいましたが、時間をかけてリズムに乗って頂き無事に終了しました。

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お手玉回し、5,6個掴んで「一つ自分に取って、お隣さんに回して下さい」とお願いして回して頂きます。気を利かせて、一個ずつ配って下さる方も居ますが、必ず、「一個自分に取っておいて、次に回して下さい」と皆が回す役割をしてもらいます。3個を片手で上手にお手玉遊びをされている方がいらっしゃいました。

「左手の手のひらに乗せて」を間違って、私は左手を差し出しながら「右の掌に〜」と言い、「間違いましたぁ〜」と皆に笑って頂きました。

「左の掌に乗せて、右手で上から摘んで右の人の掌にポンと置きます!」続けて上から摘んで右へ、摘んで右へ…。すこしもたついておられた方がいらっしゃったので、「おさるの駕籠屋」を歌いました。「えっさ、えっさ、えっさほいさっさ」長い歌なのですが、案外うまく回って、「…ほいさっさ」と歌が終わりました。

「替えて」と左手の上から右手の上にお手玉を乗せ替えます。上から摘んで左、摘んで左…「替えて」も入れて、皆さんお上手です。最後のストップで、溜まった方が5個でしたか、大金持ちでした。暑く熱い大笑いの内にお手玉終了。お手玉を一個持ち、参加人数を数えて、28名。お座布団を真ん中に置いて、お座布団の上にお手玉を乗せて下さい!乗らなかった数を皆で声を出して数えました。10個です。計算をみんなでします。28名で28—10=18.乗った数も皆で数えました。1,2,3〜〜18個で大正解と自然に拍手が起こりました。

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ドジョウさんゲーム、疲れたのかここでまた、私は右左取り違えでしたが、左の手を丸くして田んぼ、右手の人差指がドジョウさん、元気ですか?自分の田んぼにドジョウさんをチャッポ〜ンと入れて、遊びます、退屈をしたので右隣の田んぼに遊びに行きますよ〜「ポチャ〜ン」。自分のドジョウさんを右の人の田んぼに遊びにいくのです!〜〜ざわざわぁ〜っと笑いが起こります。温かい田んぼ、柔らかい田んぼ、色んな田んぼがありますね〜〜では、みんなで数を1から10くらいまで数えます、途中で私が「はい!」と合図をしたら、ドジョウは逃げます、田んぼは隣のドジョウを捕まえますよ〜。

高齢者になるほど、ドジョウさんか田んぼのどちらかに気を取られて、片方しか動かない、動けない方も居られます。お隣同志、捕まえたよ〜逃げたよ〜のコミュニケーションを言いあうようにします。全員に合図を言って頂きたいのですが、時間がありますので5名飛ばして合図を言う方を決めましたが、「ご〜」「にぃ〜」と数字を言う方が何人かいらっしゃいました。

合図が上手に言えましたねぇ~と、またまたみんなでその方に向けて拍手をします。どんなときにも拍手をして褒めることで、下り坂の気持ちを元に戻すことができます。褒められても褒めても、良い気分です。これがスリーA方式の認知症予防優しさのシャワーの大切なひとつです。

此処までで輪になってするゲームはお終いで、今回はそのまま輪になったままで、頭文字ゲーム。見性寺の「け」が頭につく「頭文字ゲーム」と「夏」に関する「ことば集め」をしました。「け」は難しそうでしたが、次々と出て2周回りました。夏に関することば集めも色々出ました。

机上でやるゲームの説明を入れて、シーツ玉入れに移りましたが、人数が多くて、シーツを持ちきれないので二班に分けました。グループ名は「ひまわり」「あじさい」だったかな?真剣勝負にはならずに中途半端なゲーム展開でしたが、ムキになってしまう方が居られて、少し心配しました。

最後は「じゃんけんタスキとりゲーム」

リボンを5本づつ好きな色を自分で選んで頂きます。じゃんけんの見本を佐々木先生として、元気良くオーバーに「最初はグー、ジャンケンポン!あぁ〜負けましたぁ〜〜」。このように元気にじゃんけんをしてくださいとお願いして、最初は負けたら1本差し上げ、次は2本、最後は全部と進みます。最後に勝ち残った方は「一人暮らしの91歳男性」嬉しそうにリボンを150本!

最初に負けた方から順にレイをかけて待っていて頂いていて、最初にインタビュー。素敵な笑顔で答えて下さいました。最後に優勝の男性。一本1万円、150万円で何に使いますか?」「中尊寺にお参りに行く予定なのでそれに使うよ〜」

丁度12時半になりました。お茶やお食事の準備が整われて、全員でお食事を頂きました。

ご馳走様でした。

暑い暑い時期なのに30名もの輪が出来て、全員が素敵な笑顔で終わることが出来て、とても嬉しく、会長さんに続けて頂けると良いですねと伝えました。JRの駅までは迎えに行くから来てくれるか?とも尋ねられて、勿論伺いますとお返事しました。

会長さんが関市の健康センターのおふた方を招かれていて、ご挨拶をしましたら、以前、スリーAの増田末知子さんの講演会を関市で行い、私どものテキストを購入して見よう見まねでやっているので手指体操は出来るのですが、声のかけ方を工夫しなければ〜と仰っていました。彼女たちがスリーA方式の優しさのシャワーの詰まったゲーム進行を覚えて下されば、認知症予防は根づくだろうと何とかリードをお教えしたいと考えています。
この地区には「船戸」名字が多いそうで、会長さん、じゃんけん優勝者、共に船戸さんでした!

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佐々木先生から「数字の数え方、リボンゲームのじゃんけんのコツ
認知症予防ゲームワークショップの進め方など、大変参考になりました。」そして「とても楽しかった、頭がびりびり活動してくるのがわかった、簡単そうで難しいけれど楽しめたなど、まだ詳しく聞いていないのですが参加者さんから感想が寄せられました。続けてできたら。。。。などと思っていますが。。。。」とお便りを頂き、写真が添付されていました。

佐々木先生のお人柄が素晴らしくて感動を致しました。テキストを翻訳されるほど、スリーA方式のゲームを熟知されていらっしゃるのに、私のゲームの進め方などに一切の口出しなどなさらずに、「30名のリードはなかなか出来ない20名が精一杯なのですが、素晴らしい!」、「輪のみんなを常に見渡して盛り上げる様子も良かったです」と、優しさのシャワーを私に向けて下さいました。輪の中に入って下さっていたのですが、それこそ何処にいらっしゃるのかと思うほどに静かに溶け込んで居られて、見習わなければと感じ入りました。又の再会をと願っております。

佐々木先生の夏休みは終わられて、18日に韓国の職場に戻られました。益々のご活躍をお祈り致しております。

(運営委員・福井恵子)