当面の日本経済は・・・

日 時 平成25年8月20日(火)
場 所 西宮中央公民館
主 催 中央公民館活動推進員会
 先の参議院選挙は自民党の大勝、民主党の大敗で終り、今後
3年間は選挙がないことから、安倍政権は短期的なことは考える
必要がなく、思い切ったことが出来る環境が整いました。
 そのためか現政権は選挙の前後から着々と指針が実行できる
人事に着手してきました。
 たとえば、日本銀行の頭取を交代させてアベノミクスをやりやすくしたり、集団的自衛権の行使をめざして憲法改正を行うべく法制局長官や外務省次官を入れ替えたりしました。
 また党内人事では政調会長他の重責に女性を起用したり、近々では岩手県警本部長にやはり女性を就任させて、女性の支持を取り付けようといたしました。
 現政権にとって当面の課題は、経済問題(アベノミクス)でしょう。
 今のところGDPがプラスに転じ、失業率も改善されてきており、アベノミクスに対しケチをつけるところが見当たりません。
 ただ懸念されるのが1000兆円にのぼる国の借金(国債問題)に直視出来るか否かでしょう。
 国債は今まではほぼ国内で消化されてきましたが、最近は海外の人も買っているとかで、そうすると消費税増税が実施できるか、それとも見送るかは大きなポイントになってくるのでしょう。