随分、涼しくなりましたね。

昨日は外を歩いていても暑さもほどほどといった感じでした。

今朝方、テレビのニュースを見ていて「へー」って思いました。

災害時の非常食がテーマに取り上げられ、和歌山県で生産される“新しい”非常食づくりが取り上げられていました。

取り上げ順は前後しますがひとつは長期保存が効くパン。

乾パンではなく、極力水分を抜くことによって長期保存を可能にし、パッケージも缶ではなく、アルミの袋にすることによってスーパーで買うようなパンと見た目も似たものになっていました。

生産者曰く、もうすでに学校等から備蓄用としてかなり引き合いがあるそうです。

そしてもうひとつはドライフルーツ(といっていいか?むしろフリーズドライ)。

これは障害者の施設(社会福祉法人)が開発したもので、これまで乾燥(干し)野菜を生産していた技術を転用して、急速冷凍したイチゴなどを乾燥させ長期保存が効くものとして生産しているそうです。

こちらも水に戻すのではなくそのまま食べられておいしいし、柔らかいから高齢者にもよいというのがウリです。

なるほどなーと感心しました。

一方、こういったものをつくる、特に施設で乾燥野菜を作るというのはそれなりの設備も必要ですから大阪なんかでやってみようと思っても難しいのでしょうね。

和歌山県の施設は農産物をつかった事業が目につきますが、地域性をうまく活用しているというかすごいなと思います。

何事かをなすときはそこに必ず意味がありストーリーがある、そういったことが強いのだとあらためて感じました。

あわづ