先日、外の仕事で大阪市内におりました。
仕事先の事務局長から、「相談に来る人がいるので一緒に対応して」と言われたので、「はいはい」と席を立ちました。
その方は現在精神障害者のグループホームとB型事業所を運営されている法人の理事長さんで、ご自身も長年福祉に関わってこられたことからでしょうか、お話の端々に熱い思いを感じる方でした。
ご相談の趣旨はいくつかありましたが、大きく捉えればそこで働く利用者の方々に働くこととそれに応じた収入が得られるようにしたいということでした。
事業所の方も今年度に入ってはじまったらしく、まだ仕事らしい仕事も確立していないのでしょう。
それでも誰もが働きたいという思いがあり、その事に応えていくというのは事業者としての大きな使命だと思います。
話は変わりますが、最近大阪では障がい者の働く事業所(昔で言う作業所)がとても増えてきているように感じています。
一昔前では考えられないことですが、福祉サービス化によって以前よりは作りやすくなったこともあるかもしれません。
しかし設立したものの利用者は少ないし、仕事もないしといったところも結構見受けられます。
現実的には難しいことなのかもしれませんが、一刻も早くそういう状況を打開していかないと結局のところ不利益を被るのは利用者でしかないので。
後日事業所の方にご訪問して、現場を見せてもらいながら、課題を見極めて対処していくことになりました。
こういう仕事はやりがいがあるので今から楽しみです。
あわづ